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日々是うふふ

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「うふふなミカン」を通じてこころが動くこと、あれこれ。食べる人・つくる人がつながることで起きる化学反応あれこれなど綴っています。
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2019年9月の記事一覧

2019年冬今年の会員募集スタート!

こんにちはー。うふふなミカンの平原ゆきです。はじめまして、の方には少し驚かれますが、ミカンの収穫まではまだ時間があります。最初のお届けは12月中旬以降なので^^; 今年は実は会員募集が遅いのです。本来であれば4月ごろ行うはずが色々色々あって笑、今年は今の時期となりました。(心優しい会員の皆さんからは何件もお問合せいただきました。ありがとうございますm(__)m) うふふなミカンは会員制(会費無料)。会員の皆さんといっしょに1年を通じて里山イベント(タケノコイベントとか、ミ

大自然品質~傷だらけの人生~

 今の時期ミカンは摘果(てっか)といって間引き作業の時期。1本の木にたくさんなりすぎても味が落ちてしまうのと、樹の活力を来年に向けて維持するために間引きをします。  残念ながら美味しくならなそうな子たちから取り除くのですが(冒頭写真)左の子は台風などで近くの枝で傷がついてしまったかな。右の子はハートの部分が日焼けしすぎてヤケドの痕がひどく、硬く変質しちゃった子。 (下の写真)この子たちはおそらく虫たちが食べた痕でかさぶたがたくさん。  あんまり皮が硬く変質しちゃうと正直

【開催報告】うふふな畑イベント☆青みかん生搾りジュースを飲もう!(うふふなみかん×ゆるリラ)

青みかん生搾りジュースを飲もう!(うふふなみかん×ゆるリラ) 開催しました! 摘果時期を迎えたうふふなミカン畑はすでにマルチシートを敷いてあるので太陽光をまぶしく反射させ(それでミカンを食べたい虫がミカンを認識できなくなるそうです)上から下から強烈な日差しのもと、みなさん摘果作業を頑張ってくださいました。 とった青ミカンはもちろん全部お持ち帰り。重たーい荷物となってしまいましたが皆さん笑顔でお持ち下さいました。 今回はルーシーダットン(タイ式ヨガ)&和ハーブ講師として活

やってみたかったこと【ダンス_その1】

 20年前の学生時代「ダンスサークル」なるものがありながら、過度な飲みニケーションですっかり太ってしまったコンプレックスもあり、憧れのまなざしで練習しているメンバーを遠くから眺めていた私。  ダンスサークル部長だった私の友達が「ゆきもやったらいいのに」って誘ってくれたのに素直にやりたいって言えなかったこと、いまだに覚えてる。  ここ2年ほど私は実験的な意味合いで「自分がやってみたい」と思う(思ってしまった)ことをつとめて自分に体験させてあげることにしている。その界隈では有

うふふなミカンに向かう道~その1~

私は農家のむすめとして生まれたけど、日常的に農作業をしてきたわけじゃありません。たぶん農家あるあるだと思うけど、家の手伝いより勉強しなさい、って感じだったし、それが当たり前だと思ってた。 大学に進学させてもらって、東京で働いて、千葉で結婚して。静岡に帰るなんて、まさかミカンに関わるなんて、つい数年前まではちっとも考えてなかったんです。 兼業農家だった我が家。小さい会社ながらも経営者である父の年収と比較してミカンでの収入は少ない(割に合わない)こと、農業だけで食べていけない

うふふなミカン、誕生の瞬間

うふふなミカンっていう名前。おかげさまでよく覚えていただきます。ありがたいことです。 つくるひと、たべるひと、そして大地もうふふと微笑むミカン。300年後の子どもたちの笑顔を守る里山。 そんなことをイメージしています。 実際に新商品なりサービスの名前を考えるときって、きっと大半の方がうんうんうなりながら、たくさん思いをめぐらすんじゃないかしら。 かく言う私もその一人。名前ってとても大切ですよね。名前って、たくさんの思いを伝えてくれる大切な存在。文字や響き、意味など考え

「うふふなミカン」って?

みなさん、こんにちは。うふふなミカン 平原由樹です。「うふふなミカン~皮まで食べられるミカンプロジェクト~」は,駿河湾を臨む静岡の地で育てられる除草剤不使用、有機JASで許可された資材でつくられた特別栽培ミカンです。 私の家は300年くらい前のお墓もあったりする、ずーっとこの地で暮らしているお百姓さんの家系。今のところ父は某協同組合で役員をしていることもあり、一部の畑を慣行栽培から特別栽培(「減農薬栽培」の方がイメージしやすいですね)に切り替えています。 「農薬」は法律上