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『 異次元の「時間」⑦ 』~生み出す「未来」と選ぶ「現在」~

今回は「異次元の時間」の最終回として、いつもよりさらに長くなりますが、目いっぱい詰め込んでいこうと思います。
もちろん捉え方や何を信じるかは人それぞれですから、今回もいつも通り十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材などからお借りしています)




【 未来・現在・過去とは 】

未来・現在・過去とは時の流れを、誰のどの視点で見たか、という区分です。

なので「現在」というものも「みんなで一緒に」ではないし、黄色の信号を長く感じることがあるように、時間はバネのように伸び縮みします。

僕たちは異次元存在だから時の感じ方はみんなバラバラ

ただ、あまりにみんなバラバラだと今の社会では困るので、便利に思うか苦痛かは別として、僕たちは時計を基準に、リズムが揃っているフリをしながら生活しています。

喩えばバス停。
時刻表を無くして、いつ来るかわからないバスを待つよりは良いはずなのに常にイライラしている人もいれば、いつでも心穏やかな人もあり、時の感じ方はそれぞれです。


さて、その「時計の基準」である振り子やゼンマイ、クォーツ(水晶)の振動は、僕にはまるで鼓動のように思えます。
まぁ時計はドキドキとかしないので、いつでもリズム一定ですケドね(笑)

振動ふるえとは熱を生み、円や螺旋、波であり、「万物に命が宿る証」なのかもしれません。

ミキサーの中や、ねじりパンのように螺旋で移動していくことも、、、




〔 生み出す「未来」〕

よく強い想いは実現するなどと言いますが、「想う」はエネルギーであり、物質の素はエネルギーなので、結果はどんな未来をどれくらい強く想い描くかによります。

理想を現実にするのも、費やすエネルギー次第かも


4コマ漫画に喩えれば、起承転結の「結(=オチ)」から描いていくようなものですが、「結」のイメージがあやふやでは話がまとまりません。

不安定な「結」は時に良くなり、時に悪くもなる

起承転結はそこに関わるみんなの意見に揉まれ生み出されるので、強い想いが無ければ「話が変わってしまう」こともありますし、大きく意見が割れて「別の話」になることもあります。

反りが合わなければ、並行世界を生む?




〔 パラパラ漫画と「現在」〕

僕たちの世界はずっとコマ数が多くて、まるで精密なパラパラ漫画のようで、僕たちは「めくっているコマ」を現在だと感じています。

さらに「想い描いた未来が実現する」というのは、ずっと先のページに描いていた「結」が、パラパラとめくるうちに目の前に現れるようなものです。

めくって認識したページが「今」

とはいえ、増えたパラパラ漫画は人気が無いモノは本棚から外れていくし、知らぬ内に話が変わっていたりと、めくってもめくっても自分の想う「結」が現れない場合もあります。

全て宇宙の仕組み、「エネルギーによる多数決」なので仕方ありません。

収斂は多数決によるふるい分け




〔 自動生成される「未来」〕

さて、現実世界がコマ落ちのない滑らかなパラパラ漫画となるためには、つなぎとなる細かなコマも無数にあり、遠い未来の準備も必要ですが、僕たちの想像はどこまで求められるでしょうか?


そこには「己で選択をしない物質」にある、そのままの動きを続けようとする性質が大きく関係してきます。

例えば「投げられたボールが打ち返される」というシーンでは、投げられたボールがどんな風に飛んでいくかは自然現象として計算され、ボールの動きは自動的にコマ割りされて埋められていく、ということです。


こういった自動計算は、選択したり変化もする「人」に対してでも有効で、「今のままなら、きっとこういう選択をするだろう」とか、過去生からの流れを見て「この人はこう学び、こう変わっていくだろう」といった大雑把な分岐も含めた予測が可能になります。

今の地球のAIでも、ある程度進路は予測できる

「物理現象としての連続性」にみんなの思考選択を組み合わせて、複雑な未来も、つなぎとなる細かなコマも自動的に生み出されるし、僕たちの思考パターンが変わっても、その都度修正されていくのです。




【 選択と「現在」 】

肉体からの情報を別とすれば、僕たちは認識や思考、選択などといった「意識」でこの世界と関わっています。

中でも選択は、その情報に「選んだという強いエネルギー」を与え、集まったエネルギーは「流れ」を生むので現在につながりやすくなります。

もちろん認識することも認めたというエネルギーを与えるし、「否定」はマイナスエネルギーとなりますから、「嫌なことにも向き合った中で心穏やかに選べるか」も問われます。




〔 人によって違う「現在」〕

時に対して「意識」を基準にすると

・遠い未来 とは、まだ多くの人に意識されず不安定な状態
現在 とは、多くの人が認識し選択している真っ最中
遠い過去 とは、多くの人が選択を終えて、安定した状態

と見ることもできます。

こういう視点での「現在」は人によってバラバラですが、仮に標準偏差のグラフを参考にすれば、中央の1/4に約7割が集まっているかもしれません。



◆ 遠い未来を意識し選択する人
「選択した時点で未来が現在となる」という意味ではなく、みんなに認識されてエネルギーが高まり、事象として安定するまでは、やはり未来です。

遠い未来に意識を向け行動に移す人は少数ですが、未来が現在となるまでの間、何度も進路を見直し過程や結果を振り返るため、「現在」をより広く深く感じるし、学びも経験値も大きくなります。

近い未来に対してでは「脳内で予行演習して事に当たる」というのが似たような感じかもしれません。

時に自他共に喜びとなる選択ができる「配慮ある人」であったり、選択が丁寧で時間感覚が他の人と違うこともあります。



◆ 目の前まで来て選択する人
多くの人は、必要に迫られ直前になって選択を始めます。
若干ながら未来を意識している人もあれば、与えられた範囲でしか選べない人もいます。

みんなの認識と選択に合わせて統合と収斂が進むので、エネルギーが強く目に入りやすい選択肢ばかりになっていきます。



◆ 選ばない、受け入れるだけの人
多くの人が選択を終えた、「エネルギー的な優劣がほぼ決まった選択肢」を受け入れるだけ人もいます。

考えることを止めてロボットのように生きる人や、過去に囚われ過ぎたり未来を見ない人など、こちらも少数派です。



◆ 遠い過去に干渉する人
中には、みんなの意識も薄れるほどの「ほぼ確定した遠い過去」に対し、ひっくり返そうとする人もいます。

何か目的があるのでしょうが、「ひっくり返った未来のみんな」から時空を超えて「変えてくれてありがとう!」という大きなエネルギーをもらえれば実現しやすくなります。

だから過去へ干渉するには「感謝される」ことが大事な条件になります。




【 重なりあっている並行世界 】

物質の元である素粒子は、異次元の情報に加わるエネルギーが一定以上になると三次元に顕れます。

エネルギー不足だと揺らいだり、収斂して消えることもあります。

「みんなの想いがバラバラ」というのはエネルギーが分散している状態なので、全ての選択肢が物質化されたり、現実になるわけではありません。

もちろん遠い未来ほど可能性が多く、分散してます。




〔 物質は複数が重なり存在する 〕

同じ場所に並行世界の物質が重なって存在している」と言われたら、変に感じるでしょうか?


並行世界が常に増減するこの世界で、それぞれが別々の空間を保っているとすれば無駄が多く不自然です。

そこで物質の元である原子に注目すると、原子はものすごく隙間だらけで、集まった原子同士もすごく離れていて物質自体がスカスカです。

ひっぐすたん」より

原子1つを直径約10kmの「十和田湖」まで拡大したとしても、原子核は約10cm、たった「リンゴ1個」くらいの小さなものです。

陽子や中性子はゴマ粒くらい、素粒子は舞っている埃くらいですね。
(※電子も素粒子の一つ)

直径10kmの大空間に色んな果物が漂っていてもまずぶつかりませんし、多少混雑するほどになっても、道路を走るたくさんの車とか、有名な日体大の「集団行動」のように、みんなでルールを守れば問題は起きません。




〔 セル画のような階層レイヤー構造 〕

さらに並行世界を「昔のアニメのセル画」のようだとすれば、セル(フィルム)ごとに別々に描かれたものは直接混ざることはありません。

エネルギーが強いセルが上になるので、見えるものも変わっていきます。

原子として重なっていても隙間だらけ

「分岐が増えるほど薄いものが増える」のですが、物質は「それぞれの透過率の合計が100%となるようにエネルギーが分散している」と言った方が人によっては分かりやすいかもしれませんね。


なかなか伝わりにくいと思いますが、物質は選択エネルギーに合わせた濃度で複数同時に存在しているけれど、自分が進む道(軸)から見た中で一番濃いものが目に映り、他は見えにくい、といったイメージのようです。


ちなみに暗黒物質ダークマター)と呼ばれる「目に見えない物質」とは、もしかするとこういった並行世界の物質なのかもしれませんね。

[※ダークマターとは、現在の宇宙の平均エネルギー密度のほぼ4分の1(27%)を占める正体不明の物質。 我々の知っている原子からなる物質は、わずか5%以下でしかなく、ダークマターはその5倍以上ある。]
ダークマター - 天文学辞典より




〔 異次元存在から見たら? 〕

肉体を持たぬ異次元存在(=靈人)も僕たちと同じで、「エネルギー的に強くハッキリしたもの」以外にも「興味のあるもの」や「見たいもの」を目にするようです。

そして、認識し選択すればエネルギーを与えるというのも同じで、僕たちと同じく物理世界の未来創造に参加できるということのようです。

ただ仕組みを知ってか知らずか、未確定である未来を「予知」や「予言」として伝える存在もいるようなので、僕たちは悲観したり囚われすぎず、警告には感謝しつつも変える努力をすれば良いと思っています。





〔 統合と収斂は樹木のよう 〕

選択肢や事象がじわじわと時間をかけて、分岐と統合収斂を繰り返す様はまるで樹木のようです。

喩えるなら
「陽の光」は宇宙から流れ来る思考やエネルギー
「葉」はそれらを受け取り、未来が生まれる場所
小さな枝も太い枝もスケールの違う「分岐・並行世界」

枝葉は太陽の光を受けるように無数に広がっていき、季節が巡るとエネルギーを受け取る葉の位置は外に広がっています。

以前葉があった場所は少し整理され、次第に枝も絞られてゆき、いつかまとまって安定した「幹」となります。

個人は小さな木、集団なら大樹のようで、惑星規模となれば、漫画やアニメで見るような「世界樹」がぴったりかもしれませんね。




〔 収斂した選択肢の価値 〕

さて「多くに選ばれなかったもの」は価値が無かったかのようですが、そうではありません。

なぜ「整理」ではなく「収斂」という言葉なのかというのも、その他の可能性ごと一つになるという意味だからです。

もし次に似たようなことが起こった時、
・他にはどんな選択肢があったか
・それぞれどんな結果になったか
・早く消えてしまった理由
など参考になる情報を既に持っているので取捨選択が早くなり、成長が加速していくのです。

この仕組みは「思考という生きもの」がみんなの心を通り過ぎながら、色んな情報を糧に成長してゆくのと同じで、僕たち一人ひとりのありとあらゆる経験が統合収斂され、宇宙という情報エネルギーの質と密度を上げる大切な仕組みなのです。




【 まとめ 】

異次元から未来として生まれるモノや出来事などが、三次元で物理的に安定化していく過程がであり、物理世界の物差しでは時間と言う、と僕は思っています。

選択肢が統合収斂してゆくのは、遠くにある細い糸をたぐり寄せ紡ぐようなものですが、綿のような短い繊維も、麻のように長いモノもあり、全てがまとまって丈夫な綱になっていくようにも見えます。

お? 似てるかも! (#^.^#)


僕もまだまだ分からないことだらけですが、現時点で「異次元の時間」をまとめると

  • 靈人は時間と空間に囚われないが、靈性相応の制限がある。

  • 靈も人も、それぞれに時の感じ方が違い、時間は一定ではない。

  • 異次元の情報に「思考」「選択」「物理的安定性」などが加わり、未来は素粒子として顕れ物質化されていく。

  • 事象への関与(認識や選択)が現在となり、瞬時に過去へと変わっていく。

  • 望む人が多いまたはエネルギーが強いほど物質化が進み安定する。

  • 選択の分岐が多いとエネルギーが分散しているため、物質は安定しない。

  • 遠い未来ほど分岐が多くて弱く、遠い過去ほど分岐は減り安定している。

  • 安定した過去をひっくり返すには大きな力が必要だが「関わる者の選択率100%」にならない限り、可能性はある。

  • 選択により生まれた因果が新たな選択肢を生み分岐は増えるが、小さな分岐はすぐに減り、次第に統合収斂し減ってゆく。

  • 広がった分岐は定期的にリセットされ収束する。

  • 物質は物理的にスカスカで、複数の物質が同時にそこに存在できる。

  • 全ての生命体の思考感情や選択などが、情報を増やし密度を上げ、異次元にも現次元にもゆっくりと統合収斂し、みんなで宇宙を押し広げてゆく。

といった感じでしょうか。

アニメにでもできれば、この文章力の無さをカバーできるのですが、それでもまぁ、雰囲気だけでも伝われば良しとしてください (-_-;)


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さて、長くなった「時空の話」も一旦終了です。
お付き合い下さりありがとうございます(#^.^#)


異次元では時空に制約がなく、過去や未来に行けたり瞬間移動できたりと便利なのですが、ずっと変わらないままでもいられます。

それゆえに僕たちは肉体をお借りして、物質と共に強制的に変化し続ける「時間」という「仕組み=神」の中で学んでいます。

時の神、弥栄ましませ弥栄ましませ(無限変化∞無限進化)
ありがたいありがたい。

今回入りきらなかったものも、いつか記事にまとめたいですね。

ご指導くださいました異次元の皆々様
まことにありがとうございますm(_ _)m


次回の内容は未定ですが、よければまたお付き合いください。


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