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【日記】境目はどこに

ラジオを聴きながら仕事をすることが多い。
昨日はナイツがMCのラジオショーを聴いていた。ゲストはウェストランド。昨年のM1優勝コンビ。悪口ネタがウケた。
ネタとして聞く分には良いんだけど、昨日は良く喋る方の井口さんが、相方の河本さんに対する悪口が酷くて聞いていられなかった。
「お前みたいなのが⚪︎⚪︎と思うな!」
とかそんな感じなんだけど、それはもう「イジリ」というよりイジメですね。
芸人の間だと「イジられるのがオイシイ」という感覚があるのは分かる。それで笑いが起こって、また呼ばれるようになるし。
ただ、このイジリとイジメの境目って難しい。人や状況によっても変わるだろうし。
実際、イジってるだけでイジめてるつもりじゃありませんでした、なんて子供もいると思うし。あ、大人もいるだろうな。そういうことしがちな上司っていそう。
でも言われる本人が嫌ならそれはもうアウトだよなぁ。
そういう意味で、ウエストランドの河本さんは受け容れてるのかな?
それでもボクは、ずっとそんな調子のトークを聞いていたら気分が悪くなってきたので、諦めてラジオのスイッチを切った。

愚痴と悪口の境目も難しい。
愚痴はね、聞いてくれる人がいるなら言って良いと思う。そうやってガス抜きも必要。むしろ、言えない人はどんどん苦しくなってくるし。
しかし、愚痴がエスカレートして悪口になっちゃう人もいる。でも本人は愚痴だと思っている。
先日もそういうタイプの人と長い時間一緒にいたら、エネルギーがどんどんなくなっていくように疲れてしまった。

逆に、こちらは愚痴や悪口のつもりもなく、ありのままを話したら、どうもそれが悪口に聞こえたらしく、
「人の悪口は聞きたくない」
とシャットアウトされてしまったこともある。
べつに聞いて欲しい愚痴ということでもなく、話の流れで出てきただけなのでそれ以上話さなくてもよかったんだけど、この人には話す内容を考えないとなぁと思ってしまった。
まぁ、そう思うと自然と遠ざかっていくもので、もう会わなくなってしまった。

こういうことを考えていると、人付き合い自体が面倒に思えてしまう。まぁ、それは思考停止でもあるんだけど。
「気が合う」というのは、こういう境目もだいたい合っているということかもしれないですね。
少なくても良いから、そういう境目が合う人とだけ付き合っていけたら楽だろうな。

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