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区議会議員になりました!

 ほづみゆうきです。本日5/1から中央区議会議員となりましたので、そのご報告です。

 当選の結果が出たのが4/23で、その後に復職。しかし、兼業云々の手続きが意外にややこしそうだということで、あまり職場側にご面倒をおかけするのもということもあり4/30で退職を決め、バタバタと引き継ぎを行っていたのが先週でした。そのバタバタがようやく終わり、本日着任となりました。

会派について 

 着任にあたってはすぐに会派についての調整が内々に行われておりました。会派というのは議会の中でのグループのようなもので、いわゆる「自由民主党」といった政党とイコールの場合もあればそうでない場合もあります。その構成を5/1までに決める必要があるらしいのです。

 わたしは選挙は完全無所属でしたが、議会の会派としては以前よりやり取りさせていただいていた皆さんが所属している「かがやき中央」さんに入りました。選挙の前から特に高橋元気さん、高橋まきこさんとはSNS上でもやり取りしていたのでこのような形になることはおおよそ予期されていたことかと思います。

 役職としては下記のとおりとなってます。

幹事長:高橋元気
副幹事長:高橋まきこ
政調会長:小坂和輝
副政調会長:ほづみゆうき
相談役:青木かの

 「完全無所属と言ってたにもかかわらず会派に入るなんぞけしからん!」という人はおそらくいないかと考えておりますが、念のため書いておきますとその意図は議会内で存在感を発揮するという点からです。
 他の会派が今回の選挙を受けてどのような会派構成になるかはまだ明らかではありませんが、「5人」という規模になれば最大勢力である自由民主党に次ぐ第2会派になりうることになります。議会の中では結局のところ数の力で物事が決まっていくことを考えると、自民党に伍する立場を議会内に作ること、そしてその中に入ることは政策の実現のためには重要と考えます。

 他方で、会派に入ったことで自身の主張が言えないということでは本末転倒です。この点については事前に会派としての会則を確認させていただいて、SNSでの発信は基本的に自由に行って良いことや会派としての意見は多数決で決めるものの別の形での意見表明は許容されていること、自身の意思で退会も可能であることなどを確認させていただきました。したがって、発信はこれまでどおり行える見込みです。

区民相談について

 本日が初日ではありますが、事前に「行政データの公開相談」フォームなるものを立ち上げておりましてこちらにさっそく10件以上の要望が来ており、本日からいくつかの案件を区の窓口に問い合わせたりなどしておりました(人生で初めて通話し放題プランを導入しました)。

・中央区内の一時預かりの利用状況
・中央区が株主を務める企業とその収支
・東京都中央区内の区が利用可能都有地に関する情報
・児童、幼児が遊べる公園の面積と位置情報
・選挙の年代別投票率
・町会・自治会に関する情報
・子育て支援施設の情報
・特認校の男女別の在籍数
・中央区の世帯別での割合
・プレディの利用者人数及び配置職員の人数

 それぞれ公開された段階で問い合わせいただいた方にはお知らせするとともに記事化する予定です。現状についてちょっとだけ共有です。

・中央区が株主を務める企業とその収支

 中央区が株主を務める企業は東京ベイネットワーク株式会社と日本橋プラザ株式会社の2社とのこと。これは決算書に記載があって、この2社で間違いないかを確認しました。

 収支についてはこれからですが、株主である以上は収支に関する情報は保有するべきで、保有していれば区政情報として保管されているでしょう(そして、であれば開示請求の対象でしょう)。一方で、それを保有していなければそれはそれでずさんな管理で問題ということになるでしょう。

・東京都中央区内の区が利用可能都有地に関する情報

 都有地に関しては東京都財務局のWebサイトに情報があったのでそれをリスト化まではやりました。

中央区内の都有地 : 公開用

 これを地図に落とし込みなどできないかなど考えているところです。

・特認校の男女別割合

 特認校の男女別の割合です。これはもしかしたらどこかに公開されているのではと思い担当課に確認してみたところ公開されていないとのことでした。相談の結果、公開いただける手はずになったので受領次第公開いたします。

その他

 一時預かりやプレディの利用状況、町会・自治会に関する情報などは公開されていないのがほぼ明らかなので開示請求を行おうと思っております。こちらは多少時間がかかりそうです。

最後に

 任期開始にあたって、所属することになった会派と直近での相談状況について書いてきました。わたしとしては、今後とも区民の皆さんに最大限お役に立てるような形での立ち回りをするということを常に考えて行動するつもりです。

 これはある種当たり前だろうと思いますが、わりあいにそうでもないのが実態のようです。伝え聞くところによれば、何らかの政党に属している場合には少数であろうともその政党としての会派を作ることを求められるような話があるそうです。また、たとえば町会などの支持組織があれば、そこに都合の悪いことに切り込むことはできないでしょうが、そのような忖度すべき組織はありません。


 わたしががなぜ実現できているかというと、それは政党にも属さず支持母体も持たない「完全無所属」であるからです。尊敬する政治家、元明石市長の泉房穂氏は幾度となく「支持母体は市民」といったことをおっしゃっています。

 まさにこの発想と同じで、わたしの支持母体は1人1人の区民の皆さんです。新人であるわたしに対して貴重な1票を投じていただいた度量ある1643名の皆さんのため、さらには中央区にお住まいの175,216人(2023/4/1時点)の皆さんのために、これから4年間精一杯頑張ってまいります。


 文中にもあるとおり、幅広に行政データの公開に関する相談フォームを設けています。何かご要望あれば以下のバナーからお気軽にどうぞ。



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