相互から聞いた高次元TeとTiの話

たとえば敵の侵入と攻撃を防ぐために石垣を築かなければならないとして、質のいい岩石が必要になったとする。

Te
一箇所でも藁や紙が混ざってたらそこを攻撃されて終わりだから、その岩石はどういう岩石なのか、どのくらいの強度があるのかなどを、客観的な指標や基準を用いて測定する。その指標や基準自体が間違っていたら大変なので、指標や基準自体の正確性も重視し、きちんと検証・調査する。それから敵の侵入と攻撃に備えたシミュレーションを今までのデータを参考にしながら行う。実践から学んだ改善点があればそれも取り入れる(データと実践は違うと理解している)。

また、こちらの具体例のみではコストの面が測れないので別の例えを用いるが、安い商品をお買い得だと思って買ったとして、何度も壊れるようなら高く頑丈なものを買った方が得だと考える。そういう長期的なメリット・デメリットを考え、コスパがどう変わるのかを検討・比較する。

Ti
隣り合う石垣が互いにどう影響を及ぼしているか、作用しているかなどの仕組み自体に目を向ける。隣り合う石垣に強い相互作用があるとしたら、それはなぜなのかと考える。そして、石垣が最も効果的に使える取り合わせそのものを考える。


Teは理論と情報の活用方法に目を向け(だからこそ正確ではない情報を重視する。不正確な情報が混ざっていたら崩壊するため)、Tiは理論そのもの、仕組みそのものに目を向ける。高次元者であれば、多角的に物事を捉えつつ、時間の流れを意識しながら考えることができる(Te-Niの場合は特に逆算的な思考が強くなる)。


情報要素を具体例になぞらえながら、どこまで理解しているのかを問うものがソシオの質問集だと私は考えている。


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