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フリーランスから会社員に戻ったのでこれだけは知っておいて欲しいことを10個まとめる


フリーランスから会社員に戻ったのでこれだけは知っておいて欲しいことを10個まとめてみます。

これからゴールデンウィークなので、お時間がある時に読んでいただけると嬉しいです。

1.住む場所を整える

今、フリーランスとして独立する前の自分に戻れるのであれば、間違いなく「引っ越せ」と伝えます。

独立から少し前に広い家に住みたいと思い都心から少し離れたところに住みはじめました。これがあまりにもNGな選択だったんです。

移動は思っているよりも体力も精神力を消費するもの。現場に行くための移動時間は全てフリーランスになったらコストです。仕事の現場と住む場所が遠いことでのメリットはほぼありませんでした。

そもそも交通費高いし、急な呼び出しの対象にも入らないし。

また、遠方に住むことで仕事を提供してくれる方々との付き合いが薄くなることも大きなマイナス。

大前研一さんが著書で「自分を変えるために必要なこと」をこう語っていますが、本当にその通りだと思いました。

一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変らない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

住む場所を変えれば、付き合う人も変わる。時間の配分を変えるが冒頭にあるのは「今、住む場所を変えられない人」も多いだろうという配慮と「今すぐ変わる」ためにやれることだと解釈しています。

フリーランスに転身するならば、とにかく都心へ(これは東京以外でも栄えているところの近くが望ましいです)。仕事が集まっている場所の近くに住むこと。これは鉄則だとフリーランス時代(特に序盤)振り返ってまず思いました。

補足。

「旅しながら働く」や「2拠点生活!」、「ワーケーション」などキラキラしたワードに目を奪われがちですが、それはもう「もう上手く回っている人」です。全く参考にならないので気をつけましょう。

この領域の方たちはもう「稼ぎ方のコツ」を知っています。悲しいかなスキル、上手さよりも「コツと実績」なのです。こういった生き方がしたいのであれば、まずは「稼ぎ方のコツ」を身につけるしかないので勉強しましょう。僕もここは全然ダメです。上達しません。

2.貯金はあるのか?

貯金は本当に大切。判断を見誤るのは常に金絡みです。

金に苦労している時とそうで無い時で明らかに考え思考が変わります。金がないと常に脳みそに「金がない」が浮かんでしまいます。

最低半年は生活水準を下げずに暮らす&突然の出費が来てもなんとかなるくらいの余裕を持って独立しましょう。これが無いと本当に後々苦しみます。

3.本当の友人かちょっと遠い人がキーマン

フリーランスになって3年。そこそこ仲の良い知り合いや「相談に乗ってよ!」と言ってきた全員から発注はありませんでした(別に恨んでません。原因は金を払う価値がなかった僕にあります)

ただ、本当に仲のいい友人は苦労している様子を見て、なんとかしてくれたりしました。また、ちょっと遠いけど僕の仕事を見てくれた方は企業を紹介してくれたりしました。

前の段落に書きましたが、お金の余裕があればセーフなのですが、お金に余裕がないと本当にその時間が無駄になる(恐らく断るのが気まずいから音信不通になった人もいます)ので、注意しましょう。

余裕がないだけで自分の心も徐々に荒れていくのでここは要注意です。

4.周りの成功者をベンチマークするな

身の回りでフリーランスに転身した結果、稼いでる人、忙しそうにしている人っていますよね。

そういった方は人付き合いが上手かったり、見えない実績(徳)を積んでいる可能性が高いので、気にしてもしょうがないですし、極論アドバイスも参考になりません。

僕自身アドバイスを聞いても月収は一円も増えませんでした。

また、SNSなど見かけるそういう方はアドバイスで金を稼いでいるケースがあります。これが「稼ぎ方のコツ」です。

じゃあどうすればいいんやと思うでしょうが、解決策が一つだけありますのでご安心を。

5.行動力が1番の武器

行動力。これが勝利の鍵です。スピード感を持ってとにかく文句を言わずにやる。これだけです。

机上の空論でお金をもらえる人たちもいますが、僕はそういったタイプではありませんでした。

アイデアを出して、とにかくやる。僕が伝えられるアドバイスがあるのだとするとこれだけですね。

上手い近道なんてありませんでしたし、いい話には裏しか無かった。

実際、僕の場合は月収が20代前半の頃くらいまで下がった訳ですよ。周りはみんな上手く行ってるのに自分だけ全然仕事が来ない。お金が稼げない。

なぜなのかと思ったら、行動力の無さが原因だったんです。

ちなみに僕はメンタルが折れて会社を休んだ後、フリーランスになりました。※その理由も転職活動失敗が大きな要因でした。いっちょやってみるかくらいでフリーランスになったわけです。

本当は休まなくちゃいけない時に、逆境に立ってるんだからそりゃ上手くいかないものです。

当時は自分がダメだと思いたく無いので、ずっと社会を恨んでました。

会社辞めなきゃ良かったと何度も何度も思いました。流石に変なことは考えなかったですが、相当追い詰められた時期があったのは確かです。

ですので、すぐにでも色んな企画で企業さんにアタックできます!あるいは既にお仕事の依頼が大量にあります。

これがフリーランスとして生きるには本当に大切な状況です。ボチボチやりますだと、ボチボチどころか何もないまま1日が終わり続けます。

6.スキルとオファーの因果関係

これは僕の経験ですが、スキルとオファーに因果関係はあります(ここでいうスキルはアウトプット以外にあります)。が、そんなことを気にしている時間が勿体ないです。

そういう意味で他人と自分を比較しがちな方には向いていないかもしれません。

ぶっちゃけると、僕より下手でも僕より大量に仕事が来ている人が沢山います。

本当のスキルとはバッターボックスに立てる回数だと思いましょう。自分の方が上手い!と心の中でふんぞり返っていても、誰も興味ないんですよ、実際。

7.健康グッズ買いまくるべし

とにかくこれは大事。運動も大事。毎日8000歩は歩きましょう。健康グッズはまとめてリンク張るので準備しておいてください。特にマッサージガン。人生変わります。

まぁ、理由は簡単で仕事が立て込むと会社員時代と違って無制限に稼働が発生するためです。

案件と案件の納期が被ってる。急な依頼が来た。全てやらなくちゃいけません。

断ったら次は無い。そんな世界ですから。自分を信用してお仕事をいただく上での返事はイエスかゴーだけです。

断るために必要なのは貯金です。余裕さえあれば、不必要な限界にチャレンジせずともなんとかなりますし、低単価は断れます。

ただ、それでもキツい時はキツいです。そんな自分を癒すには睡眠と健康グッズしかありません。いや、もっと大切なことがありました。

8.雑談ができる人を身近に

雑談できる人が本当に大切です。ハッキリ言います。以前の会社の同僚は年齢を重ねれば重ねるほどドンドン離れていきます。

そうなると自分にとって必要不可欠なの話し相手の存在です。家族でも、恋人でも、ルームメイトでもいい。

自分の身近に話せる人がいるのと居ないのとでは全然違います。僕は彼女なし。親と別居の完全に1人でフリーランス生活をスタート。いい思い出はありせん。特に序盤は辛すぎて頭がイカれそうでした。

しかも家の近所にも知り合いがいない。すぐに会える状況じゃない。

誰とも話さないで塞ぎ込み始めるとトコトン落ちますのでご注意を。

9.スピード感、誠実さ、感じのよさ

塞ぎこむとフラットな判断ができなくなり、クライアントでさえ変な対応をしてしまうケースがあります。

これは、発注側になって改めて思うのですが、発注させていただく方に求めることってスピード感と誠実さなんですよね。そもそもスキルはあるのが前提です。

その職種のスキル以上に人間力がある方が強いと書きましたが、フリーランスになって仕事を呼び込むために必要なのはスキルに加えて、スピード感、誠実さ、感じのよさです。

いくら発注側が感謝の心を持たなかったとしても気にしてはいけません。フリーランスになった時点で多くの中の1人なのです。先方に感じのよさを求めるのであれば、発注側に回るか完全に認めさせるしかありません。

改めてになりますが、求めてはいけません。勝ち取るものです。

10.何のために働くのか

さて。10個の項目もラストです。何のために働くのか。何のためにフリーランスになるのか。

この点について、僕はどーでもいいと思ってます。

自分の信念に刻み込んで計画的に生きているタイプとその場その場で生きているタイプと思考はハッキリと分かれます。

僕は後者です。フリーランスになったからって全く変わりませんでした。※前者でしっかりされている方は行動力もバチバチにあります。

頭で思ってるだけじゃダメです。必死で行動しないと人は変われません。

ただ、勇気を持って行動していくと、ちょっとずっと自分が変わっていきます。

ちょっとの違いが一年後に大きな違いになります。とにかく行動。これができない場合は、「休む」しかないです。

行動したくないけど、お金が欲しい。僕もそう思ってましたが、そんなに甘いもんじゃ無かったです。

最後に、今の僕

MyDearest株式会社に4月から入社しました。

2019年からメインのお仕事になってはいたので、そんなに生活が変わったわけではないですが、ここで宣伝のお仕事をしています。

僕が担当しているタイトルはこちら。

「ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)」です。

VRゲームというまだまだこれからの市場で、僕は度胸と行動力だけで戦っています。

いつかあなたも遊んでくれると嬉しいです。

本作の宣伝番組にあたるラジオも作ってます。パーソナリティーは主演の鬼頭明里さんです。

フリーランスはイバラの道ですが、会社の看板の大切さを身に染みたりと色々な勉強になるのだけは間違いないです。

迷っているのであれば、まずやってみる。色々と後悔して失敗して、良い記憶はないですが、遠回りをしたから見つかったものもあるので、興味があったら飛び込んでみてもいいと思います。その時に今回書いた内容が少しでも参考になると嬉しいです。

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