有名な中二セリフで始めてしまった。
相変わらず多忙を極め、世の中や他人のためになる人達から見たら自己中心的な人生を着実に歩んでいる。他人の役に立ちたいということも、己の自尊心や存在意義として縋っているだけじゃないのかと言いたくなるが、私はいつも嘘を言い、考える。指摘をしても検証もできないし、その場において誰の利益にもならないからだ。

　私は他人から「人に興味がなさそう」と言われるが、個人的にその固有の相手に興味が無い場合が多い。人ではなく、君そのものなのだが「自分には興味なさそうね」とは言ってくる人はいない。

　個人的日常、時事ニュースやら、誰かの噂話などの仕方のない話題ばかりを好む相手に、どのように興味を持てばいいのだろう。手元の各種デバイスを使えば瞬時にそれらはわかる。だから、私はその人から聞く理由がない。何かしらの意見や考察がある場合、その趣旨は理解できるが「それってあなたの好みですよね」といった終始コメントにも困る内容にはテンプレート、それこそAIと会話していたらどうだろうかと思ってしまう。

　この間も、謎の日常ゲーム日記を長文で流してきた女子に苦し紛れにスタンプで返事をしたところ、後日叱られる事案が生じた。彼女の中では会話をするなといった意味になったらしい。そんな女の独自仕様は知らないが、確かに「誰がいつ、何をした」といったことが明示されずに、どうやらそれらも、行毎に変わるという特徴を持つ人だったので全部読めなかったことは事実である。この人は「自分は話が得意」という自認があるらしい。恐らく「話をすることが好き」であって対話が得意ではないと解釈したので、私とは違う仕様の世界の住人である可能性を考慮し、抹消した。

　興味がわかないのである。その相手を知りたいのかどうかといったことは、文字を含む会話や文章から直感のようなもので今後を察してしまうことが、かなり増えている。容姿などを含めた外見を知らないから興味がわかぬのだといった指摘もあるが、私にとって「何を考えているか、どんなストーリーを持って生きてきたのか」といったことがわからないと、更にどうでも良くなる傾向があって（その人について考えられる事柄がないから）それは実在する人物、架空のキャラクターであっても差はない。勿論、自分の好みである外見などはあるが、美術品のような尊敬はあれどそれだけでは個人に対して深い興味を持つことはあまり無いようだ。

　ちなみに外見は生身、二次元を含む「造り込まれた創作物」が最強と思うし、どうせ見るなら好みにあった外見が良いと考える方ではある。「外見は重要ではないよ、こころだよ」と言ってくる人もいるけど、独自仕様で定義が変わりまくる心（外見重視主義との指摘から逃れるために引き合いとして出してくるタイプは良く変わる）というものより思考回路を重視するし、外見に全く価値を置かないと主張するなら、好みに合わない人と自分が積極的に関わったり結婚等をしたら良いと思う。少なくとも他人に勧めるような事柄ではない。極めて余談だが私の中で最強の外見は雪風であったり、エクスインパルスあたりだろうか。人外であることに異論は認めるが敢えて聞きたくはない。そっとしておいてほしい。沈黙は金とか、いうだろ…？

　このような怪文書を書き記してしまう程、異次元話を強いられる時間があったために、少々ストレスが溜まっていたようだ。仕事にサボりを入れて露天風呂などで息抜きをしてこよう。