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ケの時代だけど、やっぱりハレが好き

先日こんなnote書きました。

それで書きたくなったのですが、私ハレの日が大好きなんです。

今は数年前から暮らしブームで、淡々と続く毎日が素晴らしい、何気ないことことそ至宝みたいな「ケのことを見直そう」「ケの日こそすてき」といった向きがあるように感じます。

これ自体はすばらしいことなんですが、私自身はやっぱり「ハレの日楽しいっしょ!」というタイプなんです。人生100年時代にまだ35才。まだまだ変わりゆくブームに乗りたいし、ミーハー心を燃やして新しいものに触れてたい。昨日の私と今日の私は違うし、季節ごとに気分に合わせて違うものを楽しみたいし、キラキラギラギラ生きてたいのです。変わらない日常の良さを噛みしめる日々ではなく、変わりゆく新鮮な毎日を過ごしたいんです。

でも、ただぼーっと生きててドラマチックなことが次から次へと起こるなんてことはまあ映画でもないしあるわけない。そこで、”小さな工夫”の出番です。はたから見たら「そんなこと?」って思うような、それこそ記念日だからちょっとメイク変えてみるとか(=変身)、新しくできたコーヒーショップにみんなで行ってみるとか(=小さな旅行)

ケの日々の中に、小さな工夫でハレの空気を仕込みたい

私はテーブルコーディネートが専門の人なんですが、そもそもテーブルコーディネートってハレの日のものです。

特別な日にすること。季節行事とか、誕生日だ結婚記念日だやれなんやかんやお祝いのためにするものです。毎日することじゃない。

でも、週に一回、月に一回くらいの、どこか日常の延長線上にある「特別な日」です。一生に一回というほどにスペシャルというわけではなく(もちろんウェディングのテーブルコーディネートというのもありますが)、もう少し日々の暮らしの中にあるスペシャル。ケの日の延長にあるハレの日のものなんです。

そういうところが、テーブルコーディネートのいいところだなって思います。

おうちの中でできることだし。お花やキャンドルや布をちょっと買い足すだけでいつも見慣れた風景を変えられるし。それは海外旅行とか結婚式とか何十万円、何百万円かけることに比べたらずっとお手頃だし。がんばって有給取らなくても今週末にもできることだし。

特別な日が一生に一度や年に一度だけだとちょっとつまんないなと思っていて。週に一度や月に一度くらいのペースでケの日々の中にハレの空気をまぶして生きていたいなと思ってます。

みなさんはハレの日派、ケの日派どちらですか?





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