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和食器でカワイイはつくれる|青磁と漆器でティータイム

前回に続き、中川政七商店『大日本市』「プロのかたりべ」としてうつわを使ってみてその良さや、私だったらこんな風にコーディネートしたい!という「うつわの魅力の伝え方」についてお話ししたいと思います。

この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画で、
暮らしの道具を実際に使用し、プロのカタリベとして感想を記事にしています。
バイヤー向け展示会「大日本市」のサイトはこちら
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前回は『THE」という一つのブランドを掘り下げましたが今回は複数のブランドを横断して使ってみるパターンです。

みなさん家にある食器っていろんな種類がありますよね?店頭で一目惚れしても迷うのは「他の食器と組み合わせた時にどうかしら」ということではないでしょうか。どんなにいいものですよとお勧めされても実際に使えなければ意味がない。複数の食器とのコーディネートから、使うイメージが湧いてはじめて「買おう!」と一歩踏み出すように思います。

澄んだひすい色が美しい青磁のティーセット

今回の菅野有希子的『中川政七商店ときめきセット』はいろんなブランドを組み合わせたティータイムにおすすめのアイテムです。

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・『鍋島虎仙窯』鍋島青磁ポット https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4589803404483/
・『鍋島虎仙窯』鍋島青磁 煎茶碗 https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4589804713997/
・『RIN&CO.』越前木工 丸トレー 8寸 https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639670137/
・『RIN&CO.』越前硬漆平皿  RED01/RED02 https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639642882/
・『堀内果実園』柿の葉茶ティーバッグ箱入り https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g1502-0225-19h2-204/

『堀内果実店』の柿の葉茶を『鍋島虎仙窯』のポットと煎茶碗で。日々の中でほっと一息つくお茶の時間。洋菓子にコーヒーもいいけど、和菓子とお茶もいいですよね。

『堀内果実店』の柿の葉茶は自然な味でとてもおいしかったです。私はお茶マニアで1日中あたたかいお茶を飲んでるタイプなのですが、自然な味わいで優しく飲みやすいなあと思いました。ノンカフェインなのもうれしいですね。

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この鍋島焼は青磁の美しい翡翠カラーがほんとうにきれいで。鍋島焼は歴史があり、青磁も中国を期限にした伝統的な磁器のためともすればちょっと古臭い印象になりがちですが、このアイテムはフォルムもシンプルで現代的なデザインだなと思います。

そして単体で使う以上に『RIN&CO.』の漆器と組み合わせた時にお互いを引き立ててるなと感じました。どっちも淡いパステルカラーで組み合わせた時に魅力が引き立つように思います。

また、こうしてお盆にまとめると「お茶の時間」のワクワク度があがると思いませんか?もちろんなくても困らないけどあると楽しいし、持ち運ぶのにも便利。何気ないひとてまで空間や時間の質って高まるなあ〜と思います。木目も美しいお盆は『RIN&CO.』越前木工丸トレー8寸です。青磁、漆器、木目の美しい丸盆。ひとつひとつも素敵だけど組み合わせの妙ですね。

いちご大福を載せたくなるカラフル漆器

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お茶請けは『RIN&CO.』の「越前硬漆平皿」にいちご大福を載せて。このカラフルなピンクの漆器を見た時に「絶対いちご大福が似合う」ってピンときたんです。こういうふうに、何を盛り付けたいか思いつくうつわって買う決め手になったりしますね。

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カラーはRED1とRED2。桃色〜赤へのグラデーションが可愛い!複数枚購入する時に濃淡で合わせて買うとまとまりやすくて使いやすいのではと思いました。ほかにもネイビー〜ブルー系もあるのでそちらで合わせて買うのも良さそうです。

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本漆なのに硬い膜をはっているのでなんと食洗機OK。傷つきにくいのでスタッキングもOK。これはすごい...!うつわの中でも扱いに慎重になるのが当たり前の漆器。それがこんなに雑に扱ってもいいなんて衝撃の利便性です。正直私個人としては仕事柄繊細なうつわも買いますし、食器棚も広めに用意しているのお悩みというほどではないのですが、普通の家庭のお悩みとしては「食洗機に放り込みたい」「食器棚が限られるから重ねたい」はトップofトップです。これは喜ばれるだろうなあ。

和食器で”カワイイ”はつくれる

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「和食器は古臭い」なんて思われる方もいるかもしれませんが、けしてそんなことないと思います。今でもお茶が好き、和菓子が好きという方は多いし見せ方やコーディネートでまだまだ良さが伝わるはず。

カワイイ色を生かしてコーディネートも楽しいですね。

どちらのブランドも伝統ある技術を今の暮らしにアップデートしていて、私の暮らしにも馴染むアイテムばかりでした!


・中川政七商店「大日本市note 
・菅野有希子Twitter:@yukiko130
・菅野有希子Instagram:@yukiko130



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