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#015: ちょこっと復習で「忘却曲線」対策(キャリコンへの軌跡:その7)

〜第19回キャリコン試験(22年3月)への日々を綴ります〜

人は忘れる生き物

試験範囲の基礎知識をインプットするため、まずはテキストを読み進めています。
テキストは6冊。

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どうやって読み進めましょう???
人って、忘れる生き物。
「エヴィングハウスの忘却曲線」によると、
1日後には、74%を忘却しているとのこと。
(無意味なアルファベットの綴りを記憶させての実験結果)

処方箋はある

「ええ!それじゃあテキスト6冊もあるのに、どうすりゃいいの...」ってなりますよね。
そこで、「ちょこっと復習」の出番です!
カナダのウォータールー大学の研究によると、
学習後1日以内に10分間、1週間以内に5分間、1か月以内に2~4分間の復習をすることで、記憶が戻るという結果が示されています。

キャリコンの学習にアレンジ

これらの調査結果から得た、
「人は1日で67%忘れる。でも、1日、1週間、1ヶ月以内に復習すればリカバリーできる」という知見をキャリコンの学習にアレンジ!
(4月の合格発表まで、自分を実験台にした実験は続く・・・)

まず、ノートを1冊準備します。
(私は方眼罫のリングノートがお気に入り。しかもリングが柔らかいタイプ)

〜学習の流れ〜

1. 復習パート
・前日までに読んだ章の章末にある「理解度テスト」をやる
 (解説や、解説に参照されている箇所のテキストも読む)
・前日に読んだ章を見開き5秒くらいでパラパラめくる
 (だんだん、大事なポイントがどこに書いてあるか馴染んでくる感あり)


2. 新規学習パート
(1) テキストを読む

・その章を読む「目的」をノートに書く
 (昨日読んだ、テキスト1の第2章「米国におけるキャリアカウンセリングの歴史」であれば、「米国でキャリアカウンセリングが必要となった時代背景とその理由を理解するため」)
・その「目的」を自問自答する問いに直し、ノートに書く
 (目的が「米国でキャリアカウンセリングが必要となった時代背景とその理由を理解するため」であれば、問いは「なぜ米国でキャリアカウンセリングが必要となったのか?」)
・テキストを読みながら、問いへの答えになりそうなキーワードをノートに書き出す
 (テキストに書いてないことでも、思いついたら書いてOK。)
・そのキーワードから、問いへの答えを考え、ノートに書く
(今回は、「国として抱える課題に対し、労働力の供給という面から対処するため」と書きました)
・その答えに対し、自分で「ツッコミ質問」を考え、ノートに書く
 (「具体的には?」とか)
・その「ツッコミ質問」への答えを3つまで、ノートに書く
・ノートに書いた「目的」「自問自答する問い」「問いに対する答え」「ツッコミ質問」「ツッコミ質問への答え」を口に出してみる。
 (しっくりくるか?ロジックが破綻していないか?に気付ける。また、目で見るだけでなく耳からも覚えられる...はず。)

(2) 理解度テストをやる
・章末の理解度テストを解き、解説を読む
・正解か不正解かを問題の横にメモっておく
 (復習を繰り返す度に、正解の割合が増えていくはず。
  また、何回問題を解いたかも可視化しておく)

前回の記事に書いた第1章の内容は、
上記のやり方で読みながら書いたノートの内容を書き起こしたものです。

めんどくさいけど、習慣化すれば大丈夫!