見出し画像

#043: 『「伝える前」が9割』。まさしく、「コミュ力講義の実況中継」①

「紙1枚」仕事術の師匠である、浅田すぐる先生の新刊をようやくゲット。
(予約していた書店になかなか行けず)
「伝える前」が9割』という書籍です。

「提案が一発で通らない」「自己紹介やプレゼンが苦手」。まさに7年前の私…!

まず、ぱらぱらとめくってみての感想です。

テーマカラー

開いてみてまず目に飛び込んできたのが、
緑、青、赤の、章ごとのテーマカラー。
「紙1枚」仕事術では、緑・青・赤の3色のペンを使うので
ものすごくシンボリックに感じました。
そして、「ああ、ここでも徹底してこの3色を使ってある!」と
一貫性に感動。
ビジネス書に珍しく、フルカラーだからこそ実現できたこと!すごい。

懐かしい感覚

私は2016年からこの「紙1枚」仕事術のお世話になっているのですが
ぱらぱらとめくるだけでも、
集大成感?大団円感?がすごかったです。
これまでの浅田先生の講義の味わいが、じわじわと沁みてくるような。
西新宿での講座の部屋とホワイトボードの景色や
動画講義の声が浮かんでくるような。
(注:「紙1枚」に初めて触れる方にも、もちろんわかりやすい内容ですので、ぜひ安心して手に取ってください)

ん?なんかこの感覚、どこかで・・・

しばしその感覚を味わってみて、ハッとしたのですが
受験生の頃にカリスマ予備講師の参考書を手にした時の感覚
似てる!いや、同じ!!!

私が高校生の頃は、カリスマ予備講師の方が名を馳せ始めた時代でした。
青木裕司先生の「世界史講義の実況中継」とか
荻野文子先生の「マドンナ古文」とか。
当時の私は
まるで講師の先生が目の前で
わかりやすく要点を噛み砕いて、新しい視点をくださりながら
楽しい実例を交えつつ、授業をしてくださっているような感覚を
楽しみながら、夢中でそれらの本を読んでいました。
「こんな参考書あるんだ・・・!」

なので、この書籍に勝手に副題をつけるとすれば
コミュ力講義の実況中継」だなと。
(「ビジネスコミュニケーション講義の実況中継」だと、少し長いかと)

芋づる式に・・・
代ゼミの「志望校が母校になる」というキャッチコピーのごとく
「私も広島大学を母校にするんだ」と
未来に胸膨らませて受験勉強をしていたことも思い出しました。
(通っていたのは友だちに誘われた河合塾でしたが)

今の私も、未来に胸膨らませて行動をしているタイミングなので、
当時の感覚とシンクロしたのかもしれません。

使われているフォントが優しいものなので
よりその感覚が強まったのかもしれません。

「元話し下手」のインパクト

前書きの「はじめに」の冒頭は、非常に印象的な言葉で始まります。

本音を言えば、「できるだけ話さないですませたい」。

そう、この本は帯にもあるように
元話し下手・元スピーカー」の浅田先生だからこそ書けた本。
話し下手をどう克服したか、
そのメソッドが再現性ある形で書いてあります。

自分が苦手だったからこそ、
苦手な人の気持ちや、つまづきポイントがわかるんですよね。

・言葉を尽くして説明すればするほど、
 「で、何が言いたいの?」と言われてしまう
・オンラインミーティングなどで、自己紹介を振られるのが苦手
・わかりやすいように説明しているのに、
 「なんでそんなこと聞くの?」っていう感じの
 ”右斜め上の質問”が飛んできて困る・・・

上記は私が直面していたお悩みです。
同じように感じておられる方もいらっしゃるかと。
そんなあなたにぜひ手に取っていただきたい書籍です。

私自身、この「紙1枚」仕事術のおかげで今のキャリアがあると
言っても過言ではありません。
・幹部社員の昇級試験で、
 なにをやりたいのか、書いたらいいのか途方にくれる状態から
 一発合格へ
・希望の部署新設&異動
・未経験から、国家資格キャリアコンサルタント一発合格
・25年働いた会社を辞めて、独立

プライベートでも、
・子どもの志望校の親子での擦り合わせ
・子どもの読書感想文骨子(笑)
・保険内容の見直し
などに役立っています!!!

ぜひ、『「伝える前」が9割』、手に取ってみてくださいね。

長くなってきましたので、今日はこのへんで。
今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
「スキ」や「フォロー」、コメントお待ちしております!