こんにちは。ゆきこです。

今回は、採用担当としての経験を
活かして、応募者が避けるべき
NG回答とその対策についてお伝えします。

はじめに

私はとある企業で採用担当として
およそ20年勤務していました。

一次面接そして時には役員面接へ
同席した際に
「こう言えば合格だったのに⋯」
と、何度も思ったことがあります。

その時の私は採用する側だったため
応募者へ事前のアドバイスができず、
ずっと悶々としていました。

ですが、今や私も退職して
すっかり自由の身です。

せっかくなのであの時の応募者に
伝えてあげたかった⋯⋯という
面接で言ってはいけない
NG回答集をお届けします。

今回は特に
「あともう少しで内定だったのに」
という非常に惜しい場面においての
NG回答集とその改善策をまとめてみました。

NG回答①

【ネガティブ思考の回答が目立つ】

「以前の職場でうまくいかなかったのは、
　全て上司や同僚のせいです」

「あまりそういう仕事は好きではありません」

このような回答が目立つケースがあります。

前職の悪口など、他責思考を含む
ネガティブ回答がどんどん出てくる
パターンに入った瞬間、
面接官は「早く終わらせようかな⋯」と
考えてしまいます。

当社に入社しても
同じように退職するのかも？
と思ってしまうんですよね。

対策ですが、本音を話すのではなく
ポジティブ思考の発言に変換しましょう。

本音はグッと心の中にしまって
回答するようにします。

これだけで、面接通過率が
グンと上がりますよ！

これから社員として受入れようとする人が
ネガティブな発言ばかりするよりも、
がんがん前向きな回答をしてくれたほうが
「一緒に働きたい」と思えます。

「未経験なので不安もありますが
　精いっぱい頑張ります！」

といった回答だと、面接官も安心します。

ここは採用面接の場です。
あなたが合格するか、不合格になるか
数分で決まってしまうのです。

特に退職理由を伝える際は
会社の悪口が出てしまいがちですよね。

「前からやりたい仕事を目指すために
　退職しました」

と答えるなどして
転職先の企業に照準を定めて回答すると
合格に近づきますよ。

ここはまたnoteでも続編を
書いていく予定です。
どうぞお楽しみに♪

NG回答②

【業界＆会社のことを調べていない】

「特に興味があるわけではありませんが
　お金が必要だから応募しました」

「御社が何をしている会社か
　正直よく知りません」

上記は本当にあった回答です⋯⋯

途中まで良い感じで面接が進んでたのに
何を見て、どうして当社を志望したのか？
面接の席で回答できないと、
面接官は悲しくなってしまいます⋯⋯

例えば、あなたの好きな人や
推しのアイドルがいたら
「どんな人か？もっと知りたい！」
って思いますよね。

入社したい企業・挑戦したい業界を
本当に目指したいなら
自分からガンガン調べると思います。

調べていない＝興味ないのか⋯⋯
と思われてしまい、
「いい人だけど不採用」
になってしまいます⋯⋯

これは、大変もったいないです。

ですので、面接開始の時間までに
面接を受ける企業のホームページを
チェックしておきましょう。

調べるポイントは⋯⋯
・企業理念
・パーパス（あれば）
・沿革（会社の歴史）
・IR情報（あれば）
・社長メッセージ

この辺りをざっと読んで
気になったキーワードを
幾つかメモしておきます。

逆質問で聞くのもいいですね！

※社長メッセージからの逆質問は
　役員面接ウケがとっても良いです。

御社に興味があるアピールができるように
業界＆会社の情報を事前に調べて
おきましょう。

NG回答③

【御社が第一志望ですと言わない】

採用担当は「第一志望＝本当かな？」と
思っていても、役員などの面接官は
「第二志望」と言った途端に
冷めてしまう方もいます。

私は転職支援する方々には必ず
自分がトップ営業になったつもりで
採用面接に臨みましょうと伝えています。

こう考えると、トップ営業なら
どう答えるか？一目瞭然ですよね。

断言できない場合もあります。
その時は「第一志望群です」と
伝えておきましょう。

「まだ活動を始めたばかりなので
　定まってはおりませんが
　御社は第一志望群に入っています」

こう答えるだけで、企業の印象は
グンと変わります。

今まで私が同席した面接でも
「御社が第一志望です！」
「内定が出たら必ず承諾します！」
と宣言していたのに
いざ内定を出したらすぐ辞退⋯⋯

なんてことも何度かありました。
実際、最終面接を終えて気持ちが
変わることはよくあります。

なので、しっかりと前向きに
自信をもって回答するくらいが
面接ではちょうど良いです。

ぜひ、自信をもって
自分をアピールしていきましょう！

NG回答④

【発言がブレている】

●マウントがすごい回答

「私が入社すれば、会社の業績を
　一人で劇的に改善できます！」

膨大妄想になってしまっていて
面接官もビックリしてしまいます。

さすがに一人で劇的な業績改善は
難しいと思いますから
「私が入社したら、チーム一丸となって
　会社の業績を劇的に改善できるよう
　精いっぱい努めてまいります！」
などと、チーム一丸となって
業績に貢献したいアピールをしましょう。

●あいまいな回答

「色々とがんばっていこうと思います」

具体的なスキルや経験、目標が
示されていないパターンです。

色々と＆～と思いますといった
責任逃れの回答はできるだけ避けて
「がんばります！」と
きっぱり伝えるとスマートです。

●プロフェッショナリズムに欠ける回答

「○○の仕事は絶対にしません！」

面接でこれを言ってしまうと
非協力的な方なのかな？と
思われてしまいます。

「○○の仕事は苦手ではありますが
　自ら勉強してトライしていきます」

といった回答をするなどして
協調性を保てると良いですね。

ここまでのまとめ

面接でのNG回答についてご紹介しました。
少しでも参考になりましたでしょうか？

面接はビジネスの場です。
一度きりの受験と同じ気持ちで
前向きに回答していきましょう！

面接はほんの数分間の世界です。
実は、企業も毎回悩みながら
採用の合否を出しています。

そして、面接まで進んだということは
「あなたに来てほしい」という思いが
あるのは間違いありません。

そうです。あともう一歩のところまで
来ているのです。
「受かる面接の受け答え」をすれば
いつかきっと内定は出ます！

採用面接、大変だと思いますが
がんばってくださいね。
私の記事を読んでくださったあなたを
心の底から応援します！

ここまでお読みくださいまして、
誠にありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございます。
「スキ」を押してもらえると、今後の執筆の励みになります。

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