見出し画像

トラウマになってる部分っていうのは、うまく整理して書けない。私は多分、ここがトラウマになってるからうまく表現できないのだろう、と思ってるところがある。

自分が見えてるものを説明しても、人がわかってくれない。

というのが多すぎて、人がわからない、ということを一生懸命飲み込もうとしたから、そこがトラウマになっているのだ。わかってもらえない、というもどかしさがトラウマ。

だから漫画家になったんだろう、ぐらいにトラウマな気がしてきた。とにかく、

人に言ってもわかってもらえないんだよ!!ちょっと物語仕立てにして説明するからよく聞いてて!!

みたいなそういうノリだ。そのくらい、言ってもわかってもらえなかった。そこがすっかり傷になっている。でも、わかってもらいたい、みたいな迸る熱い想いもあるんだろうな。我ながら今回そう思った。大人になって見えてる範囲も広く、語彙も増えて説明しやすくなったんだけど、この気持ちだけは今も傷として残ってて、そこを説明しようとするとバグってしまう。

おんなじ文化でおんなじものを見ててもよくここまで見えてる現実が違っちゃうもんだよなあ。我ながら不思議だ。人と同じものが見えなくて、それはそれでつらいんだよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?