【2023年を振り返る】自分の中の「違和感」を大切にする
お久しぶりのnoteです。
2023年はコーチングスクールの講師になることを目指し、そのためのレッスンを受け始めました。
このおかげで、また切磋琢磨できる仲間が増えました。
審査を受けるための提出物を作るまでのプロセスは学びも多く楽しかったけれど、本業に圧迫されている中での作成なので体力的にもきつかった・・・。
コーチングを生涯の仕事としたい。
コーチングの普及により組織で働く人の笑顔を増やし充実感や達成感などを感じながら成長する支援をしたい。
この叶えたい夢のために日々の行動を積み重ねるには、
本業に対する違和感が言語化できないのに見過ごせないほど大きく膨らんでいた一年でした。
違和感
本業での自分の成長が鈍化していることは認識していました。
ライスワークとライフワークは違うと割り切り、本業へのモチベーションを調整をすることで自分を保たせていたました。
わずかでも本業の仕事の中で自分がやっていきたいことへつながる要素を見つけ、なんとかジョブ・クラフティングもしていました。
でも、充実感とかは得にくく、ひたすら業務量が増えていきます。
私に責任感やプロ意識がなければクォーリティを下げることで自分の負担を下げることも選択できたと思います。
でも、私にはできませんでした。
まず、平日の夜のプライベートが削られていき、
次に平日の疲労感からオフの日の生産性が落ちて、学びの速度が下がりました。
これは私の本当に望んでいる働き方なのか。
「苦労は買ってでもするべき」という言葉が示す通り、
様々な経験を積み重ねることで人は成長します。
この成長こそが、未来を切り拓く大きな原動力となります。
経験したことを振り返り、教訓や気付きを抽出するという意味で苦労することが大切であるのは確かです。
数稽古が質に追いつくタイミングは必ず来るのですから。
しかし、その前向きさも限界のタイミングはきます。
とうとう健康に影響が出た結果が、夏に現れた右目の異常。
流石にもう一つずっとつきあわないいけない病気が増えた上に、
放っておくと失明すると言われると流石に考えてしまいました。
そして、健康に大きな障害が出た時は私にとっては「転機」になることが多いのです。
人生は限られている
感じていた違和感が、自分に考えることを要求しています。
健康に起きた障害は自分が思い通りに頑張れる期間が有限であることをどうしても突きつけてきます。
私はどうありたいのか。
もう一度、自分自身のことを考える時間をとりながら、
夏は右目の治療に専念をとりあえずしようと決めました。
予定していたクラス講師のためのレッスンの課題提出も次のレベルの申し込みも延期しました。
代わりにしたことは3つ。
1つ目は、思考を深めるために自分の感情と向き合おうと思い、
コーチとしても必要なスキルだったこともありEQを先に学ぶ時間をとりました。
2つ目は、過去の経験で行っていたことに再現性を持たせるためにチームコーチングを学ぶ時間を入れました。
前の職場では、なぜ現在の職場のような事態が起きなかったのかと思ったのです。
そして、どこがで自分のマネジメントがなぜうまくいっていたのかを言語化するヒントが欲しかったからです。
3つ目は、自分の頭の中を整理しキャリアプランを確認するために
気になっていたLIFE SHIFTのワークショップに興味があったので参加しました。
5つのライフシフトステージ、7つのライフシフトフェローシップを自分のライフキャリアチャートに載せた時に気づいてしまったのです。
「心が騒ぐ」段階に現在いて、その次にあるのは・・・。
そう、もう「旅に出る」段階にあることを認識してしまいました。
そして、病気の発見は私にとっていつも「使者」になっています。
今は、自分と向き合って考えべき時だと示していると感じていました。
感じていた違和感と残っている時間。
この現状を変えなくてはいけないと思うようになりました。
キャリアコーチとしての引き出しを増やすためにも、「組織」にいられる間は「組織人」でいたい。
せっかくだから、コーチングを軸とした組織開発や人材開発をしたい。
ただ、私は人材開発のコンサルなので、自社の立場ではしたことがないし、その経験は今の職場では得られないでしょう。
しかも大概の仕事は低燃料で回せるようになってしまっている。
つまり、今の仕事に飽きてきているから、幅を出すか難易度を上げるかできるかを検討しなくてはいけないと思いました。
一方、コーチとしては発展途上で、まだまだ独立できるほどではないと思っています。
私の目指す水準にないのです。
そういえば、目標だったPCCの時間数にはまだ足りません。
そのための時間を作ることを怠っていることにも気づきました。
そして、クラス講師として、それこそ「数稽古が質に追いつくタイミングは必ず来る」と信じて努力を積み重ねるだけです。
この思考の整理が済んだ段階で再始動しました。
もう秋に入るころで慌てて、まず溜まっていた夏季休暇を取り、その期間に溜めていたものを片付けました。
クラス講師の審査用の提出物を作成し提出。
EQプラクティショナーの資格認定のための提出物を最終化して提出し、
久しぶりに以前の職場の先輩や後輩達と食事をしたりしました。
その後でした。
昔の部下の転職のことを、私がお世話になった転職エージェントに相談する電話をすることになりました。
その時に、転職エージェントの方に、「これは本当に良い案件だ」と思った時には連絡をと言われている件は有効かと聞かれたのです。
ぜひ、会いたいと言ってくださっている方がいるという言葉に、退職することはまだ考えてないけれどそれでもいいと言ってくださったので、お話を聞いてみることにしたのです。
結果、・・・社長の想いに応えたいと思ってしまいました。
学ぶ姿勢や複業に対しても理解を示してくれたこともありますが、社長の語る価値観やビジョンに強く共感できたからです。
たった一度の面談でワクワクし、こんな機会は2度と来ないという直感が働いたのです。
脳が抑止力を働かせる前に動き出してしまいました。
そして10月下旬に転職の意思を伝え、引き継ぎに入りました。
転職することも転職先も1ヶ月以内で決めるなんて初体験でした。
そこからは本業の引き継ぎ作業を急ピッチで進めながら、
普段は3ヶ月はかけて行っている次年度準備を2ヶ月で進めました。
おまけに仲間だった同僚に残せるナレッジをまとめることまで欲張ったので、おそらく1月中ギリギリまで勤務することになるだろうと思います。
計画的な転職ではなかったのでそれもやむを得ないと覚悟を決めました。
同僚だけでなく、一緒に色々な案件で協働してくださった取引先が動きやすいようにしておかないといけないと思ったからです。
さらに、凄まじい繁忙になるだろうと覚悟した上で、どうしても半年さらに先延ばしにすることは嫌で、改めてクラス講師のためのレッスンのレールに戻りました。
これぐらい、自分がやりたいことをやるならば頑張らないと覚悟を決めました。
違和感を感じたら、迷わず現状を変える
そんなこんなで2024年を迎えました。
「違和感を感じたら、迷わず現状を変える」のは
その違和感は自分のありたい姿から外れているサインだからなのかなと思います。
「成長」を感じられなくなっていても、そこで築いた人間関係が心地よくて手放すことがしにくいことはありますよね。
しかし、そのコンフォートゾーンにいては、自分の得たい経験が得られないのであれば変えるしかないのでしょう。
2024年は「昇」
2024年は辰年。今年は「昇」の一年にしたいと思います。
1月は両立できるように、2月からの転職に備えて必要な情報をインストールしつつ、現業を綺麗に引き継ぐ準備をして、クラス講師になるための準備と体験講座を頑張りたいと思います。
2月になったら新しい環境に慣れるように頑張りたいです。
2024年もよろしくお願いいたします。
「昨年に引き続き、本業は80%でO Kの精神を忘れずに」と目標を立てていたにもかかわらず、120%生活に戻っていた私。。。
先輩に「あなたの80%は普通の人の110%だから、80%ぐらいのつもりでいた方がいい」とアドバイスされているけれど、なかなか加減ができないままの2023年でした(笑)
あとがき
トップ画は友人からいただいた写真です。
飛ぶ準備、この1月にしっかり整えたいと思います。
2024年も記事が誰かの何かの役に立ってくれて、最幸の人生への行動のきっかけになってくれればと思います🤗
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