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(日々)ベトナムの英語教育熱/眉毛の旅/戦争とおしゃれカフェ

2023/7/31 ベトナムの英語教育熱

最近のベトナムの子どもたちは、5歳ごろから週3で英語を習うらしい。
運動やピアノの習い事は、それをして余裕があったら。まずは、絶対、英語。

ホーチミンでは、20〜30代の親世代も、英語を話せる人が多いので、どちらかの親は家で英語で話す人も多いとか。
親が話せない家では、YouTubeで英語コンテンツを見せるらしい。

エリート校の高校生の多くは、オーストラリアやアメリカ、ヨーロッパに留学する。
街でこの人だかりはなんだろうと思うと、英語学校なことがある。

ベトナム南部の農村の広がる、メコン地域。
そこでも、大人はあまり英語を話さない一方で、ぺらぺらなティーンがいて、出張に行った夫が驚いていた。

外資企業が多いぶん、英語ができないとという切迫感があるのかもしれない。

なんだかんだ、日本はまだ(なのか今後もそうなのか)、日本語だけで全然暮らしていける国だなと思う。

2023/8/1 眉毛の旅

不器用なので、眉カットはプロにやってもらいたい派だ。

ただホーチミンは、眉はアートメイクサロンばかりで、普通のカットのメニューがなかなかない。
アートメイクは楽そうだけど、色素沈着が気になるし、ホーチミンでアートメイク後に死亡事故というニュースも見たので、避けたい。

やっと見つけたのが、韓国系のワックス脱毛サロンの眉メニューだった。場所は、高級コンドミニアムの一室だし、Googleのレビューもいい。

行ってみると、すぐ寝そべるように言われ、「straight or square?」と聞かれる。squareが想像できなかったので、とりあえずstraightに。

「Ok」という返答とともに、顔の上の手術室のようなライトがつく。覆いもなくこのライトの近さは、眩しすぎる。目を瞑ってしのぐ。

そのあとすぐ、温かい脱毛用ワックスが、ぺぺぺと眉毛のまわりに塗られて、シートでべりっ。

日本でもワックス系眉サロンには行ったことがあるけれど、丁寧に眉ペンでガイドラインを引いて形を確認されてから、「少し熱いですよ〜」「はがすとき、お痛みあったら言ってくださいね」とこまごまと声かけがあった。
日本ではそこまで丁寧じゃなくていいけどなと思っていたけれど、このスピード感はどきどきする。
(一応、わりと施術がはじまってから、「hot?」とは聞かれた)

なにを基準にしているのか、迷いなく塗られるワックス。躊躇なくべりべりされるシート。
すごい細眉になっていたら、どうしようと不安になる。いや、ベトナムは太眉派多いし、このお姉さんの眉毛もへんじゃないから大丈夫なはず……と思いながら。

施術が終わると、化粧水のようなものが塗られた。
手鏡を差し出されて、「Ok?」と言われる。
目を開けると(眩しい)、化粧水で眉毛まわりはびちゃびちゃではあるものの、通常の太さの眉毛で一安心。

とはいえ、多少すっきりしたものの、別に形がととのったわけでもない。これなら自分でできそうだなぁというかんじもある。あくまで脱毛という趣旨なのかもしれない。

眉毛の旅はつづく。
もしくは中学生以来、何度も挫折している自分の技術を向上させるか……。

2023/8/2 戦争とおしゃれカフェ

ふらっと入ったかわいいカフェ。
壁にベトナム語でなにが書いてあるのかなと思って調べたら、「独立-自由-幸福」だった。
ベトナム独立時の兵や戦車の白黒写真も、おしゃれなかんじに飾ってある。


ベトナム戦争のときのニュアンスをモチーフしたカフェといえば、Cộng Cà Phêというチェーンが人気でたくさんある。

日本で戦争教育を受けた身としては、まだどう捉えればいいかわからない、このあたりの感覚。

辛い歴史はあるものの、勝利、独立の歴史でもあるということなのだろうか。

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