安村侑希子

英治出版のプロデューサー。社会と、アートや音楽や笑いの関係に興味があります。好きな言葉はナイジェリアの作家チヌア・アチェベの「他人の物語が気に入らないのなら、自分の物語を書け」。 休日にやっているいろいろ→https://note.mu/salmons2009

子どもがいたから仕事を辞めて、子どもがいたから仕事をはじめることができた

31歳独身女性として生きていると、定期的に「結婚しないの? 子ども欲しいなら早くした方がいいよ」と言われます。

結婚も子どもを持つことも、自分にとってするといいことのような気はするけれど。

人を産むとか、育てるとか、コントロールが難しそうな要素を計画的にがんばるのは、なんだか大変そうとも思ってしまう。

今あるもの(おもしろいなと思う仕事とか、気ままに過ごす休暇とか)を、どこかで中断したり、減

もっとみる

"憧れ"という入口から、国を知ることについて

ミュンヘンで泊まったAirbnbは、その町に住むおばあさんの家を間借りするものでした。

お上品にカーディガンを羽織ったおばあさんに案内されたのは、赤で統一された屋根裏のかわいい部屋。

小さめのベッド、トールペイントがほどこさらたクローゼット、物語のおばあちゃんが座っていそうな揺り椅子。

子どものころに見た、アニメの『ハイジ』や絵本の『3匹の子熊』の世界のようです。

そう、そして、こ

もっとみる

"結束"ってなんだろう。カンパラのモスクで考えたこと。

ウガンダの首都カンパラの丘の上には、ガダフィ・モスクというモスクがあります。

あのニュースでよく聞くリビアのガダフィ大佐の寄付のもと、建てられたモスクなのです。

まだ新しく、建てられて10年程。サハラ砂漠以南で最大のモスクなのだとか。
たしかに立派で、なかの装飾も美しいモスクでした。

木枠はコンゴ民主共和国
ステンドグラスはローマ
絨毯はリビア
天井の模様とシャンデリアはモロッコ
(他の

もっとみる

アフリカ大陸を走る、長万部の布団屋

これはウガンダに限らずアフリカあるあるですが、走っている乗り合いバスの多くが、日本の中古車です。

日本で使われていたときのプリントが残ったままで、なかなか味があります。

今回旅したウガンダでは、

長万部の横手布団屋
北海道リハビリセンター
風の丘保育園

に出会いました。

生活感溢れ、しかもけっこうな地方のものも多いのです。

日本を故郷に持つ身としては、遠いアフリカ大陸で、い

もっとみる

ウガンダの車窓から

アフリカに来るといつも、面白いと感じることがあるのは、たいていマーケットや人混みだなぁと思います。

ウガンダの首都カンパラから地方に行くためのバスの出発地点Old Taxi Parkは、マーケットのすぐ横にあって、車窓からそのマーケットに行き交う人々を見るだけで、楽しいです。
(歩いているときは、ひったくりやスリに警戒しているので、車窓のほうがじっくり見ることができる)

「BRICS」とい

もっとみる