ゆきママ

長女(高校生)(自閉症スペクトラム、強迫性障害)長男(中学生)(起立性調節障害、過敏性…

ゆきママ

長女(高校生)(自閉症スペクトラム、強迫性障害)長男(中学生)(起立性調節障害、過敏性腸症候群)次男(小学生)(文章では「末っ子」と表現してます)失敗の多い母です😭日頃の葛藤や思いを書いてます🍀

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  • 娘について ASDと診断されて~鬱や幻聴の闘病記

    自閉症スペクトラムの娘 将来を模索→鬱→入院→退院→ 頑張る娘の姿と私の気持ちを書いてます。現在進行形

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『どこで働くか』ではなく、『どう働くか』

「どこで働くか」ではなく「どう働くか」 この言葉は、今朝たまたま観ていたTVで一流シェフを目指す青年に対して、ある一流シェフの方が発した一言だ。 「どのような修行をしたいか」と問われて青年は「フランスに行って一流のレストランで働きながら修行したい」と答えた。すると、その一流シェフが 「どこで働くか」ではなく「どう働くか」ですよと優しく諭されていました。 たしかに… と思った。 どんなに一流のレストランで働いた経験があっても、三ツ星を取れるかはその人の努力と技量に依る。

    • 『大丈夫?』という声かけは意外と難しい

      私は、「頑張って!」という言葉をほとんど使わない。「頑張って!」の代わりに、「いつも頑張ってるね!」を使うように心がけている。これは育児書にも良く書かれている。子供達に「いつも頑張ってるね!」と伝えると、とても喜ぶ。娘にそう声をかけると「うん!頑張ってる😁」と蔓延の笑みだ。 一方、「大丈夫?」とか「ツラいね…」という言葉は、悪気はなくても相手に不快な思いをさせてしまう場合がある。 今回、鷲田清一先生の『だんまり、つぶやき、語らい』という本で、再確認させてもらった。 私も経

      • 本を読んでいて『幸せ』と思える瞬間

        また、新たな考えを知った。 私の中には存在しなかった考え方。 『翼』とは、この文に出てくる『わたし』の息子の名前。 私も翼と同じ、今まで摘まない方を選んできた。摘んでしまうと「可哀想」と思っていた。 だって、寿命が短くなってしまうから。それに、そこで咲き続けたいと思っているかもしれないから。 この文を読んだ時、私は衝撃を受けた。こんな考えがあるのかと。 私にとってそれは斬新な考えで、 「あぁ、色んな考え方があるものだな~」と、私の『引き出し』に、新しくこの考え方を仕舞い込

        • 正しい選択はどっちだろうか?

          娘の調子が芳しくない… 幻覚に幻聴は以前の入院時より酷い。感覚過敏で足が時折痛む(痺れる)。気持ち悪くなるのも日常茶飯事。だが今は、幻覚幻聴か否かを判断出来てるらしい。 これらの事を毎日我慢して一人で耐えながら、それでも元気に振る舞って生活している。以前は病院に通っていたが薬の副作用が酷くてやめた。だから、今は何も頼ることができない。 最近、症状の頻度が頻繁になってきた。ストレスをなるべくかけないように心がけているのに、家族との楽しい時間に大笑いしていようが、いきなり大きな

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          検定を受けてみた!

          半年ほど前、偶然見つけた翻訳の検定を受けてみたい!と思ってから、色々ありながら今日まで何とか気持ちが保った。 挑戦したい気持ちを無駄にしたくなくて、本を買い後戻り出来ないようにし、子供達にも「お母さん、頑張るね!」と意欲を見せ、自分自身を追い込ませた。 仕事が忙しかったり、家の事でバタバタしたりして、夜しか勉強する時間がなくて、でも寝てしまってその貴重な時間を無駄にしてしまったりした時には、やっぱり私には無理なんじゃないかと、何度挫けそうになったことか…… ある時は「やっぱ

          検定を受けてみた!

          七色の感情 〜末っ子の成長日記〜

          末っ子が自然学校から帰って来た。 末っ子だからか、いつまでも小さいと思ってしまう私。しかし、彼はもう五年生。一人で何でも出来る年頃だ。 大きくなった末っ子は、一度も親から離れてお泊りを経験したことがないのだが、 今回5日間も、しかも山奥で、親から離れて過ごすという経験をした。 甘えん坊で、怖がりで、 すぐ気持ちが萎えてしまう子。 夜は一人でトイレに行けない、 誰かが隣の洗面所にいないと一人でお風呂に入れない、 二階の寝室に一人で行けない、  などなど… かなりの怖がり

          七色の感情 〜末っ子の成長日記〜

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          【路(みち)】   何処までも続いている【みち】の雰囲気が好き💖

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          娘が考えた強迫性障害との付き合い方

          娘は、ウイルスに対する強迫性障害がある。 娘が小5の時、息子がノロウイルスに感染、瞬く間に家族に感染した事がきっかけだった。 その時娘は、有名な講師にバイオリンを習い始め、その先生についてから初めてのコンクール出場を一週間後に控えていた。成功させなければ、というプレッシャーも大きかったと思う。 みんなで寝込んでいる中、娘は吐き気と戦いながら心も苦しんだ。 バイオリンの練習が出来ない焦り、 みんなには早く治さなければならない大事な用事がないのに、どうして自分だけ焦って治

          娘が考えた強迫性障害との付き合い方

          中二病の息子に何か伝われば良いな…

          最近、悶々としながら過ごす事が多かった。 原因は息子だ。 中二病なのか、勉強も部活もヤル気がなく、学校から帰ってくる息子は毎日スマホばかり観ていた。学生カバンもその辺に放置状態の息子に勉強するよう注意しても、「うるさい!どうして毎回勉強の事しか言わないのか?」と突っ掛かってくる。 朝が苦手な息子は、部活の朝練がなかなか行けない。起立性調節障害のせいをいい事に起きれる日でも行かなくなった。 朝練があるような部活に入部する事自体、私は難しいのではないかと息子に伝えたが、当初の息子

          中二病の息子に何か伝われば良いな…

          色々進化していくなぁ~

          色々進化していくなぁ~

          久々の遠出で感じたこと

          我が家にとって久々の遠出をした。 足湯にでも行きたいなあ~ と、私がふと呟いたのをきっかけに、旦那が探してくれ、我が家から車で1時間半くらいの所にある足湯のある温泉に行った。 相変わらず遠出となると心配事が絶えない。 旦那がいきなりキレる事、息子の車酔い、末っ子のグズリや過度のテンションで皆に迷惑をかける事、今回は娘が生理痛で腹痛が酷かった。 いつも遠出はどっと疲れる。だから、私は段々出かけるのが嫌になっていた。加えて、コロナや娘の体調もあり、ずーっと遠ざかっていた家族

          久々の遠出で感じたこと

          娘を傷つけてしまった

          病院通いをやめてから半年が経つ。 娘は、自分が病院に通っていた事、発達障害だという事、入院していた事…… 全部忘れてしまいたい、出来ればなかった事にしたい!と思っている。 今の娘は、去年のような弱々しい娘ではなく、物事をしっかり考えて計画を立て、勉強やバイオリンを疎かにせず頑張っている。去年の一年間を挽回するかのように、きちんと歩もう!という思いがヒシヒシと伝わってくる。 だが、昨日、そんな彼女を傷つけてしまった…… 最近、息苦しさや詰まった感じが再び娘を襲う。夜中に発症

          娘を傷つけてしまった

          『マチネの終わりに』を読んで

          読書感想文 はぁ~(溜息) こんな話があるんだ……と思ったと同時に、運命の悪戯と言って良いのか、あらゆる出来事に翻弄され、すれ違い、実話を元に書かれた本だと書かれていたが、読み進める度に、私は精神的に疲労困憊していった。 「ギターリストとジャーナリストとの恋愛話」と簡単には片付けられない、人間の心情がありありと描かれた小説だった。 大人だから選ばなければいけない選択、恋愛、仕事、結婚、出産等が関わり、ねじれて、どうにもならない現実。 これら全ての渦の中で、お互いがただ一人

          『マチネの終わりに』を読んで

          子供達と性教育について話す

          性教育について子供達と話をするには、私はそれなりの準備と勇気がいる、と思っていた。 でも、そういう話をする時は突然やってくるものだ。 一度目は、いつだったかな…、なんでも興味を持つ幼い頃の息子が小学低学年の頃、動物たちがどうやってお腹に赤ちゃんが出来、産むのかを知り、 「お母さんはどうやって僕を産んだの?どうやってお腹に赤ちゃんが出来るの⁇」 と唐突に訊いてきた。 「来た!!」と思った。 実は、とある育児書の『育児あるある』の中に、子供が突然、性教育の質問をしてきて焦った

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          私の失敗談

          私は失敗の多い人間だ。数え切れないくらいの失敗談がある。 インフルエンザの時期になると思い出す……あれは娘が2歳の時だったか。 ある晩、旦那が高熱の状態で仕事から帰宅してきた。そのまま寝たら旦那は熱が下がったが、今度は私と娘が高熱になった。その頃は娘がまだ2歳の幼さで私も新米ママ。私は慌てて小児科に駆け込んだ。 病院で医師に旦那が熱を出していた事から話すと、 「今インフルエンザ流行っているから。旦那さん何型?」 と訊いてきた。 私は熱で頭がぼーーっとしていたのもあり、(そ

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          子育てしながら在宅ワークの日常と気付いたこと

          在宅ワークをしていて、最近思う事がある。 在宅ワークは、子供達と一緒に居られるし、私が家に居ることで、子供達に何かあったら即対応出来るのが魅力だ。 娘の不登校時や入院等の時は私が家に居て良かった、と思った。 息子の起立性調節障害が分かった時にも私が家に居て良かった、と思った。 私は、仕事で一日中パソコンと向き合う事がよくある。家の中に仕事場としての部屋があるわけではなく、ダイニングにパソコンを置き、すぐにキッチンへと行き来出来るようにしている。隣には、まだ部屋を持たない

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