アマゾンの田舎村でATMトラブル!お金出てこないんですけど・・・

私のアマゾン旅の始まりの地、三国国境地帯・・・

エクアドル、ブラジルと国境を接する
コロンビアの町「レティシア」での出来事です。
いや、正確に言うとブラジル側の町「タパティンガ」
での出来事といったほうがいいでしょう。

それは私がアマゾン川を船で下るために
3泊4日分の船賃を支払うべく、
ブラジルの銀行に行った時のことです。

超巨大客船にハンモックを隣との距離‐5㎝で吊るして
過酷な船旅をするのが流行ってましたね。
でも私は即決で個室を予約。

エアコン付きですし。
冷蔵庫付きですし。
シャワー、トイレ付ですし。
荷物管理できて安全ですし。
ゴハン争奪戦に巻き込まれずに済むし。
ベランダで優雅に過ごせますし。

そんな素晴らしき個室で3泊4日。
これで5万円なら納得の価格ではないでしょうか。

滞在していたのでコロンビアのレティシアでしたが
船の出発はブラジルのタパティンガから。

料金の支払いはブラジル通貨のレアルで。ということでした。

そのためにレティシアからタパティンガまで行き、
ここなら安全だろうと、わざわざブラジル最大の銀行をチョイス。
その名も『Banco de Brazil』

そしていざATMを使おうとするのですが
PLUS・CIRRUSマークがあるにも関わらず
手持ちのクレジットカードはほぼ使用不可。

なんでだーーーーーと焦りつつ、
一つだけacceptされたのがりそな銀行のビザデビットカードでした。

よかった~。これで船の代金支払って予約できる~。
とほっとしていたら・・・

ウィイイイイイイイン
ガタガタガタガタガタガタ

とATMがすごい音を立てて頑張っている。

「どうぞ、お受け取り下さい」
とばかりにカードと明細は出てきたが、
肝心の現金が出てこない!!

え???????

かなり焦ってアタフタして銀行員を呼びました。
大手銀行なのに勤務態度を信じられないくらい悪い!皆寝てる!

カタコトのスペイン語でお金が出てこなかったと伝えるが
「大丈夫大丈夫~」って無責任な返事ばかり。

「なにがどう大丈夫なんだよ!!!証拠くれ!!!!!」

と半泣きですんごい勢いでブチ切れてたら
さすがに銀行員も仕事を始めてくれて
『取引キャンセル証明書』的なものを発行してくれた。
(画面をいじる私の顔写真入りでかなり恥ずかしい代物)

現金自体は国営銀行のお向かいの
ちっこい地方銀行ですんなり下ろすことができ、
巨大客船の代金は無事支払う事ができました。

なんだったんだ。ブラジル銀行さん。。。
なにはともあれ一件落着。

と、思っていました。

が。

やはり消えない不安。

りそな銀行ネットバンキングサイトで取引状況を確認すると・・・

やっぱりしっかり引き落とされているではないか!!
どーなってるんですかブラジル銀行さん!!

半泣きで家族に連絡を取り、りそな銀行に問い合わせてもらった。
そこから取引キャンセル証明書を提出したりしてお金はなんとか返金してもらえました。

この時のりそな銀行さんの対応のすばらしさといったら…
すごい心強かったです。ありがとうりそな。
アマゾンど真ん中で不安で涙が出そうな夜。
りそな銀行のおかげでなんとかハッピーエンドにすることができました。

めでたしめでたし。

この事件で感じた事は

・大きい立派な銀行だからと信用してはいけない。
・ATMとカードの相性があったりするのでカードは複数枚必要。
・トラブル発生時、必ず証明書を発行してもらうこと。
・ネットバンキングは絶対必要!
・トラブル発生時の対応の早さ、的確さは大切!!

という事です。

といわけで三国国境地帯ではいろいろとゴタゴタしましたが、
アマゾン川3泊4日の川下りクルーズには
無事乗船することができましたよ~。

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