いじめの話とどうやってなくすか。

酔った勢いで書く。結論から言うといじめは無くならない。タレントの武井壮氏も自身のYouTubeでお話しされていたが、子供に比べてある程度感情の抑制が利く大人の世界でもいじめはままあるわけだ。

筆者のアルバイト先でもずいぶん前の話であるが、新人の女の子が50~70代(推定)の男性客に泣かされたことがある。詳細は省くが、ベテランでもごくまれにやってしまうミスをして咎められたのだ。どちらにしろ泣くほど怒ることもないミスだが。このように子供の見本となるべき大人が他者を貶めるような行動をとっている。これがいじめが無くならない理由の1つ目。

2つ目は若干緩和されてはいるが今でも続いている同調圧力であると、筆者は考えている。同調圧力は協調性は養われるが、それと同時に個性が死ぬ。そしてマイノリティ(少数派)が排斥される。少なくとも子供のころに筆者をいじめていたのはそういう輩だったと思う。生物の本能的な物だ。怖いのだ。集団から外れる者は悪と断じて徹底的な排除を試みる。それを正義だと思い込み自らの安寧を図るのだ。

前にも何かのコラムで書いたと思うが、『正義』という名の棍棒を持った一般人が1番たちが悪い。悪人に対して「ここまではしてはいけない」というタガが外れるからだ。この場合被害者は悪人ではないのだが。よく言われる「いじめられている方にも問題がある」という理論は無しだ。

このように武井壮氏の物とは若干異なるが、同調圧力がある限り大人がしっかりしてもいじめは無くならないという結論に至った。

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