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天秤満月のあさに

探しても探しても見つからない。
聞かれても正直よく分からない。
ありそうで、掴めなさそうなことがやりたいことだ。
なぜやってるのか分からないことがやりたいことで、やりたい!と心から思っていたことがやりたくないことかもしれない。

この世界はあべこべだ。

何者かになりたい私たち。
外を見ると有名ブランドに身を包んだ人が、
スマホ片手に高級寿司を食べている人が、
結婚し家庭を持ち、母となった人が、
起業して若くして成功者となった人が、
そんな自分と同年代の人がいる。

栄光を簡単に手に入れた人もいる一方で、必死に手に入れた人もいる。

譲り受けた人がいる一方で、借金を背負って手に入れた人もいる。

どちらが幸せで、不幸せかは分からない。
譲り受けたことをラッキーと思うか、プレッシャーと思うかは人それぞれだから。

そんな何かをしている人へ、この世界の大人は良し悪しをつける。

自分の経験を、自分のフィルターで、自分が歩んでいない世界線を歩んでいる人たちに、意地悪してしまう。わざと足を引っ張ることをしてしまう。その多くが言葉を使ってだろう。

ひとくくりに「人」と言ってもいろんな人がいる。ひとくくりにされたいから、民族や、働く場所や、家族や、「所属」で分けている。

そんな所属を全て取っ払って、魚や虫や、ライオンが暮らすこの世界の中の「わたし」で見た時、自分はどんな人間だろうか?そんなことを考えた。


"わたしは言葉を操る生き物だ。
文字で意思疎通をしている。
言葉は魔法のようで、使い方によっては嘘も本当に聞こえる。
トゲも痛く無くなってしまう。
本当は痛くないのに心を痛めてしまうこともある・・・そんな言葉を使っている生き物だ"


そのようなことを考えながら眠ったら、一番怖いと思っていることが現実に起こっているかのような夢を見た。wその夢から、まだまだ自分を信じきれてないんだな〜と感じ取ることができたのでよかったのだが、そこで終わらせたくない自分もいた。

話題が少し逸れてしまったが、あべこべのこの世界。探しても探しても見つからない問題に立ち向かった時、根拠のない自分に対する自信が、誰かを信頼する自分に対する自信が必要な時がある。「わたしは大丈夫・彼は大丈夫」そう言い聞かせたら、本当に大丈夫な時があったのではないだろうか。きっと見えない世界でその大丈夫は届いているはずで、だから今まで大丈夫だったのだとわたしは思う。


魔法使いは呪文を唱える。
何を言っているか分からないけれど、それも言葉だ。

お坊さんは、お経を唱える。
祖母がよくお経を唱えていたので聞いていたけれど、よく分からなかった。
けれどお経の本に書いてあるのは、言葉だ。

日本人は日本語を話す。
スペイン人はスペイン語を話す。
語は違えど、意味は知らなくとも、どちらも言葉だ。

人間が地球に生まれてきて、最初に受け取る言葉は名前だ。
わたしの名前は雪菜という。

わたしの両親に意味を聞くと、雰囲気で(わたしの兄弟たちもみんな同じ理由)つけたらしい。親が意味を知っているかはまあおいておいて、雪、菜、漢字の意味を調べたらまあいい感じだったので良し。


そんな身近にある言葉。

わたしは言葉を使って意地悪する人に、負けたくない。(いいんだよあしらっとけば!とか思うんだけど、暑苦しいまじでわたし)

痛みを酸っぱいくらいで返せる人になりたい。

というか、

大事な言葉をうまく使える人でありたい。

使い方を知りたい、意味を知りたい、どんな気持ちで使っているのか知りたい。

ああ、そっか、

わたしのやりたいことは、言葉の魔法使いになることかもしれない。


そんな希望を持った、朝であった。

ちょっとまとまらなかったけれど!

2024.03.25 おはよう朝。 yukina

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