Yukinc0

東京在住、日本各地の地域を行き来する、小さな会社をやっています。旅好き、建築好き、もの…

Yukinc0

東京在住、日本各地の地域を行き来する、小さな会社をやっています。旅好き、建築好き、ものづくりの現場と人が好き。また違う国に住んでみたい。

最近の記事

Slowdown Papers : 移動の速度

コロナがやってきて変わった習慣がたくさんある。そのうちの一つは移動。電車に乗らなくなってどれくらい経つんだろう? 国内出張は毎月、年に数回は海外出張、旅も大好きな移動族の私にとって、1箇所にいる日がやってくるとは思っていなかった。2拠点居住をしながら2週間ずつ行き来していた頃もあった。すごく楽しかったけど、直感的に、動物としての物理的な移動限界を超えてると感じることもあった。 一転していま。電車に乗らなくなって、一気に移動が身体的なものになった。以前は到底叶えられなかった

    • Slowdown Papersへのオマージュ

      この日々のことを書き残しておこうと思いながらも、慌ただしくしているうちに時間が経ってしまった。少しずつラフな日記としてでも書いておきたい。 前回のポストは3月9日。あの頃はアメリカが世界トップの感染数になることも、ここまで全世界がストップすることもまだリアリティがなかったように思う。フランスは3月17日に、ロスも3月19日から外出禁止令が出ている。 前の記事に書いたインド出張はなくなり、国内出張予定も全て飛んだ。そして日本でも4月8日から緊急事態宣言が有効化されて、パート

      • 今だからこそ大事にしたいこと

        ただでさえ先の見えない時代に、こんな事態が起きるなんて、まるで映画のなかにいるみたいだ。いや実は3.11以降、私たちの予想を超えた力が働くリアリティは、増していた気もする。 私も、楽しみにしていたインド出張が流れてしまった。インドによる、日本人のビザ無効化措置にスマッシュヒット(しかたない)。会社のいくつかのイベントや仕事もキャンセルになり、不思議な時間軸を生きている。そんな中で、自分のアテンションやエネルギーをどの方向に向ければいいのかわからなくって、ふわふわしている。本

        • たよれる腹筋

          毎日とんでもなくめまぐるしい日々を送っている。気づいたときは19時で、朝から何も食べていなかった日は、とうとうこのシーズンが来たかと身構えた。自分のプロジェクトと、お願いされた役割と、将来への布石と、ごちゃ混ぜになってあっという間に1日がすぎる。 自分の中心軸を失いそうなときに、今いちばん頼りになるのは腹筋だ。朝、本当に短い数分間、友達が教えてくれた映像を見ながら腹筋をする。素敵なおねえさんが、半分まできましたよ、とか言って励ましてくれる。ついでにお兄さんがストイックに動く

        Slowdown Papers : 移動の速度

          移動へのあこがれ、第一歩

          カメラを手に入れたいのと同じくらい、ここ1年うずうずしていたのが、「車に乗れるようになりたい」。“みんな乗ってるから、そんなに難しくない”と思うのに、ずっと乗るチャンスが掴めないままここまできた。もちろんピカピカのゴールド免許ホルダーです。 だけどとうとう!一歩を踏み出せた。嬉しい〜。 私の仕事もプライベートも、人や出来事に出会うことで作られているのに、“(運転できる)誰かがいないと動けない”という前提が、いろんな考えや行動のキャップになっているんじゃないかと思って、すごく

          移動へのあこがれ、第一歩

          この手に表現を取りもどすために

          初めてのnote投稿、大仰なタイトルをつけてしまったけれど、なんだかこんな気分でテキストを書き始めている。 ここ数年、いろんな分野の専門家と仕事をさせていただくようになった。デザイン、写真、編集、ライティング・・・それはそれは、とてもエキサイティングな経験。一人ではできないことが、こんなに美しく、味わい深く形づくられていくことに、いつも感動していた。 だけど同時に、だんだん手放してきたことがある。それは、自分で写真を撮ること、デザインに挑戦すること、文章を書くこと・・・。

          この手に表現を取りもどすために