見出し画像

北海道ツーリング10日目

 10日目。帯広を後にし、向かったのは「タウシュベツ川橋梁」ぬかびら源泉郷の周辺に点在する旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋梁郡の中でも、特に代表的なコンクリートアーチ橋。
 ダムの水量が少ない1月から6月までは湖面に姿を現す。橋梁までの林道は許可車両以外は通行禁止となっているため行くことはできないが、ガイドセンターのツアーを利用すれば橋の近くまで行くことができる。また、道の駅かみしほろで林道ゲートの鍵を借りて自家用車で行くことも可能だが、ほとんど人が立ち入らない場所なので、熊には注意してほしい。
 残念ながら7月はすでにダムの水量が多くなってしまっているため、その姿を見ることができなかった。展望台から湖面にうっすらと見ることができる程度。いつか綺麗な橋梁が見たいと思う。

画像1

画像2

画像3

 タウシュベツ川橋梁から、大雪山をぐるっと周り、三国峠へ。美しく広がる樹海の中を走る気持ちよさは海沿いを走る時とは違った清々しさがある。

画像4

画像5

 旭川と富良野の中間にある美瑛へ向かう。
広大に続く丘に広がる畑は、栽培期間の違う野菜や豆類などをバラバラに植えることによって、まるで手芸のパッチワークのように見えることから「パッチワークの丘」と呼ばれている。
そんな広大な丘には、日産スカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」、セブンスターのパッケージになった「セブンスターの木」、マイルドセブンのCMに使われた「マイルドセブンの丘」などがある。

画像6

画像7

パッチワークの路5月上旬

 広大なパッチワークの丘を後に向かったのは「青い池」水面が青く見える神秘的な池だ。
 十勝岳の防災工事の際に堰堤に溜まった水が、不思議なほど青い色をたたえ、立ち枯れのカラマツとあいまってとても幻想的な場所になっている。季節や天候によって様々な青を楽しめ、春は緑色に近いグリーンブルー、初夏はライトブルーになる。幻想的な「BIEI BLUE美瑛ブルー」は白金温泉にある白髭の滝から、アルミニウムを含んだ成分が流出して、美瑛川の水と混ざり合いコロイドが形成され、太陽の光を乱反射させることで青く見えるのだという。
AppleがMacの壁紙に採用したことで、世界的にも有名になった場所だ。

画像9

 昼食は、旭川ラーメン村で旭川ラーメンを食す。旭川ラーメンの特徴はなんと言ってもラード。たっぷりのラードを入れることで、上層に多めの油が膜を貼る。寒い地域ならではの、スープを冷めにくくするための工夫と言われる。好みは分かれると思うが、旅の楽しみの1つでもある食。一度は食べてみたいものだ。

画像10

スクリーンショット 2022-06-25 17.18.11


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?