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「日米コラボ企画!出逢い」#051


私が小学校教員をしていた時、英語アシスタント(ALT)として、シアトルから来日していたAria。彼女と私は何だか気が合って仲良しになりした。彼女のことは、「マウントレーニアと友達」で記事にしたことがあります。


実は、Ariaは仮名です。今回、本人に確認すると、本名OKだったのでこれからは本名で。彼女はAmyと言います。

Amyとは15年来の友だち🎵

Amyは日本語が話したくて、私は英語が話したいから、彼女と私はいつも英語と日本語をごちゃ混ぜで会話をしています。



彼女が来日していた年(2008年)のクリスマス、私はAmyと一緒にシアトルの実家に行きました(Amyは一時帰省)。

Amy's mom made me Christmas stocking.


その時、Bookstoreで「この本おもしろいよ」と教えてもらい、買った一冊。

『Sideways Stories from Wayside School』
Louis Sachar
2003    US $5.99

すごくおもしろくて!帰国後、私たちはこの本の“翻訳”にハマってしまいました。

シリーズ3冊、揃えて、私とAmyは放課後や休日に、翻訳をしていきました。

アメリカの文化がたくさん盛り込まれていて、ファニーなお話です。

機械的に翻訳は出来ても、アメリカ文化を知っているか否かの違いは大きい!と驚いたのを覚えています。

Louis Sachar さん↑


この写真に写っているのも
『Wayside School』(2009年)


翻訳も進んだある日、Amyが「この翻訳を生徒に話したい」と言いました。That's a great idea. でも、英語授業のカリキュラムは決まっているので、給食時間を使って、子供たちに話すことにしました。

Amyが英文を読んで、私が補足をする感じ


Amyと過ごした1年は、本当に楽しくて充実していました。

彼女は1年で帰国しましたが、私たちはそれからもずっと友だちで、お互いの国を行き来しています。

私たちの間にはいつも本があり、翻訳(translation)がキーワードな気がします。



先日、彼女から、嬉しい知らせがありました。私の本『美作の民話集』の中の1話を英訳したのだそう!その英文を、このnoteで出しても良いと言ってくれました。

『美作の民話集』 2013年


31話ある中で、Amyが英訳したのは、「六.クチナワの恩返し」です。


私の文章は、岡山弁(北部の作州弁)、Amyは英文なので、岡山弁と英文がお楽しみいただけると思います。

「日米コラボ企画」。次回から、始めていきたいと思います。よろしくお願いします♬

※ 『Sideways Stories from Wayside School』は、2010年に翻訳絵本が出版されていました!Amyに送らなくっちゃー!

『ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ』

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