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使いやすい価格帯っていくらなの?

いつも行っている美容院にいくと必ずテーブルに美容雑誌を置いてくれる。

一番最初にいったときに美容雑誌を読んだから、カルテか何かに書かれたのだろう。実は美容雑誌は興味がない。

この表紙のように肌キレイと言われたいかといわれたらいわれたいが、いい文章だね!のほうが言われたい。

肌は自分が納得するレベルであればそれでいい。

じゃあなんで美容雑誌を読むかといえば、自分じゃ絶対に買わないジャンルだけれども、一応、予備知識として持っておいてもいいかもしれないと思っているからだ。本屋で立ち読みするにはボリューミーで重いし、美容院で読むのがちょうどいい。

さほど読むところもないので、パラパラとめくり、グラマラスアイだのナチュラルメイクだのをみて

ふふ~んと見ながら、

「こんな目の周りをぐりぐり塗りたくったらたんなる二日酔い女になっちまう」

と思ってしまう。

でもやはりひっかかるワードがある。

「シミ、しわ対策」

しわはまだいいとして、シミは大きくなるとなんだかみすぼらしくなる。

ものすごい気になっているのが、頬骨のあたりにある通称チビ肝斑(かんぱん)

地球温暖化で少しずつ砂漠が広がっているように、わたくしめの肝斑も広がっている。
丸いシミが大きくなってくるとおばあちゃんのようだ。

ということで、塗ってももはや遅しレベルなのだが、シミ対策クリームと書かれるとついつい熟読してしまう。

売上No1!ロングセラー、なんて書かれるとついつい買ってしまうのだ。恐るべしワードである。

気になったクリームの説明書きを読んでいくと

「使いやすい価格帯も人気の理由」

ほほお、どれどれとちっさくかかれた注釈をみると

20g 8680円

たいした量が入ってない小さいチューブで8680円が使いやすい価格なのか?
さらに

「たっぷり使えるのもうれしい」

いや、この価格で20gでたっぷり使ったら数週間で終わっちまう。

貧乏性だからちびちび使うこと間違いなし。

このライターさんセレブかもしくは、美容関係ならお金にいとめはつけね~ぜタイプとみた。

どうせ消えないのにこんな高いのは使わないよと次のページへ。

するとまた

「リーズナブルな価格も人気の秘密」

ほほお、どれどれ、リーズナブルときたか

30g 3980円

確かにさっきよりは安いし、量もあるから間違いではないが、リーズナブルな価格帯なのか?

ゆきんこレベル的のリーズナブルで、たっぷり使える価格帯は1500円前後、いわゆるドラッグコスメ系だ。

こういう雑誌を読む人、いや書く人はこれが使いやすい価格帯なんだろうな・・・

は!ということは自分が旅雑誌やIT関連で

「この価格帯は買わなきゃ損」

とか書いているが、人によってはこの価格帯って高いでしょ!と突っ込まれているかもしれない。

結局、人によって物の価値観が違うからリーズナブルの線引きが難しいのだ。

ちなみにカットしてくれている男子にクリームの値段をみせたら

「どっちも高いっすね。でもまあ高いには訳があるといいますし、信じる者は救われるじゃないっすか」

あんまり腑に落ちなかったが、とにかくこの雑誌にのっているクリームは高すぎて手が出ない。

で、帰りに買ったのは豆乳イソフラボンクリーム、特売で980円。満足。

今日も読んでくれてバヤルララー(モンゴル語)

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