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SAO帰還と同年へ。キリトくんはメタバースで生まれず、テレビ離れの加速やアメリカの分断など


2024年、私たちが望んでいた未来とは反した結果へ

10年前の2014年、中学校の図書館で多くのノベルを目にしました。
その中で当時の私は10年後の未来はどうなっているだろう?
と思ったことは残念ながらありませんが、
SAOの世界に近ければ理想かなと思いました!

SAOとはソードアートオンラインの頭文字を取った略語で、
主人公のゲーマーのキリトが、本当に命をかけたVRゲームに巻き込まれる
物語です!

しかしそんなゲームは2022年〜2024年にはどこにもありません!

2014年と2024年を比べて

では2014年と2024年を比べてみたいと思います。

果たしてどう変化したのでしょうか?

①アメリカ大統領

2014年 アメリカ:オバマ大統領のオバマケアの適用開始 上下院野党が奪還
2024年 アメリカ:バイデン大統領 最高齢大統領と分断

まずアメリカは10年前はオバマ大統領がメディケアを適用し、
アメリカの事実上国民保険適用に近い形が取られました。

ここで事実上ということを述べていますが、詳細に言えば
アメリカの保険は長らく民間保険であり、
生活困窮者が入れる保険がなく、今回の一件で
保険は用意されたものの、その保険には入れないほどの
人もまたいる事実があるからです。

格差拡大してしまった懸念はここで残念ながら発揮されています。

2024年のバイデン政権は、経済対策も外交も安全保障も
やや成功しているとも言えます。

【ワシントン時事】バイデン米大統領は20日、西部アリゾナ州にある米インテルの半導体関連施設を訪問し、最大195億ドル(約3兆円)の財政支援を発表した。同社は国内で先端半導体の開発・生産を進める予定で、バイデン氏は「40年ぶりに先端半導体の生産が米国に戻ってくる」と意義を強調。「再び世界をリードする」と語った。

出典;2024/3/21 先端半導体「米国に戻る」 バイデン氏、インテル巨額支援で 時事ドットコムニュース

しかしロシアウクライナをはじめとし、イスラエルハマスや
アフガン撤退やミャンマークーデターなどの問題で
アメリカ一強時代から少しずつ離れていく要素があり、
SAOで描かれていた世界と現実は乖離しているとも伺えます。

STAP細胞

2014年:STAP細胞はあります
2024年:研究不正は倍増へ

STAP(スタップ)細胞――。この言葉に覚えがあるだろうか。10年前の今頃、日本を代表する研究機関「理化学研究所」に所属していた女性研究者が涙ながらに、その存在を訴えた細胞だ。発表直後は「ノーベル賞級の発見」と社会が色めき立ったが、実験データの不正が発覚した。その後も日本では研究不正の発覚が相次ぎ、「研究不正大国」と呼ばれることすらある。問題を再び繰り返さず、汚名を返上するにはどうしたらよいのか。四半世紀にわたり研究不正の動向を見てきた白楽ロックビル・お茶の水女子大名誉教授(77)に現状と解決策を聞いた。(科学部 中根圭一、鬼頭朋子)

出典:2024/3/21 Yahoo!ニュース STAP細胞騒動から10年、研究不正は倍増…「査読偽装」「捕食学術誌」温床に

STAP細胞はあります!というあの伝説の発言は2014年に生まれました。

しかし今もSTAP細胞は発見されておらず、その背景にあった研究不正は
日々増加しております。

そう考えると日本がもっと研究に費用を費やしつつ、
次世代技術の発見に貢献できるスタートアップ誕生は
あってもいいのではないか? ぜひ研究費用を増額させるべきだ
とも考えます。

一方で研究者にとって生活できる給与を与える仕組みの構築は
研究費用に別とした枠組みで給与を増やすべきとも考えます。

我が国、日本の最新鋭のテクノロジー技術を活かしたテック企業が
誕生することを心よりお祈りいたします。

③テレビ局の衰退

2014年:『森田一義アワー 笑っていいとも!』終了
2024年:「セクシー田中さん」著名作家の自殺問題など

この辺りのニュース、2014年から目立ち始めたのですが、
10年経つと改めてテレビ局の勢いは減っています。

もちろん政治部や記者さん、スタッフさんの人材はトップクラスであり、
事実関係の確認が取れる予算や人がいるテレビが今も
強いポテンシャルを持つのは変わらないですが、
肝心なのは視聴者が選択できる枠が増えてしまった点です。

「いいとも」は毎週平日のお昼1時間に放送するという
今思うと、みんなが働いているお昼間にこの番組やれるなんて
よくやれるな(笑)と感じてしまう令和の男ですが、
それでも不登校時代もあった私に取ってはいい番組でした。

2024年においては「セクシー田中さん」著名作家の自殺問題をはじめ
とする問題も起きました。
もちろん今もいいドラマをたくさん作っているテレビ局ですが、
SNSが浸透する時代の中で必要な措置は講じるべきではないか?と思います。

まとめ

特に2014年と比べ著しくコンプラは厳しくなって、
一段と安全保障環境もまたますます厳しい国際情勢となったと
痛感しています。

残念ながらキリトくんは現在もなお生まれていませんが(笑)
メタクエストをはじめとするVRゲームが生まれたこと。

そして暗号資産の認知度の向上やWeb3のスタートアップが増えたことは
同時にいい側面であるとも感じます。

だからこそ私たちは次の10年に向けて
どう生きるか?を選択しなければならないのでしょう。

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