韓ドラ「復讐代行人模範タクシー」をみたよ
最近は調子が良くてテンションが上がり気味でもなく下がってもいないちょうど良い具合だと思う。ただ雨が降った日は調子が悪くて仕事を休んで昼まで寝た。
もしかしたらちょっとだけ夜ふかし気味かなと思う。でも躁のせいではないと思う。0時過ぎには眠くなるので寝ている。
そういえば二週間ほど前から顔の左半分が引き攣ることがあってこれが結構つらい。なんとかしたいんだけどひと月ほどで治る場合もあると言われて様子をみている。
こめかみあたりに走ってる神経と筋肉がくっついてしまうと引き攣りが起きるらしい。最悪の場合は顔が変形してしまうこともあって、そうなると手術するらしいんだけどそれは嫌だなって思っている。一応は乙女なので顔に傷痕をつけたくないし、なんとか治ってお願いって祈ってる。
最近は本をあんまり読んでいない。映画とドラマばっかりみている。最近みたドラマは「キングザランド」と「復讐代行人 模範タクシー」という韓国ドラマである。ともに面白かった。
キングザランドの方は韓ドラ王道のラブコメである。主演のふたりが最強に好きなのでそれだけで観る価値があった。
復讐代行人のほうは犯罪被害者の無念を晴らすべく法で裁ききれない犯罪者を成敗するという早い話が復讐ものである。それに登場人物みんなが犯罪被害者で大事なひとを亡くした苦しみや悲しみがある。
それに復讐代行人を利用して金儲けを企む悪人がいる。障害者や貧困者から搾取する社会の歪みや性暴力といった社会問題が織り込まれていておまけに法で裁くべき悪を裁ききれない実態や復讐でやっつけることが正しいのかという問いかけがある。
韓国ドラマらしくストーリーがわかりやすくて小気味良い。テンポもいい。物語に起伏があるので飽きない。主演の俳優が魅力的である。そんなところかな。
ただここが韓ドラの苦手なところだなというのもある。
例えばこれはわたしの個人的な感想だけど、韓ドラの演出は結構くどい。キスシーンなんかめっちゃ長いし濃い。目を逸らしてしまうことがある。なんかAVみたい(そんなに観たことはないです)って思うときがある。
それから“あのときの種明かしをします。実はこんなことがありました”という場面が多い。これに慣れてしまうと「ああ、またこれかよストーリーの流れの中に入れとけよしつこいな」っていうふうになる。ほかにもあるけどとりあえずここで一旦終了。
復讐物は面白い。痛快だよね。仇が強ければ強いほど成し遂げたときのカタルシスが凄い。でもあんまり見過ぎると疲れるしこころが荒れてくるのがわかる。ほどほどにしないといけないなって思う。
それから復讐物が流行るというのはあまりいい世の中ではないということなんだろうなと思う。それだけ社会に理不尽な暴力や権力の横暴が多いということでそれを司法がきちんと裁けていない感強しなんだろうなと思う。国民にそれだけ不満がたまっていて検察や司法なんか当てにならないと思っているんだろうな。日本も同じだと思うけど。
司法って性善説が前提なんだろうな。処罰もあるけど懲らしめるというより更生を期待するみたいなところもあるんだろう。だから「えっ、こんなことをしたのに執行猶予がつくの?」みたいなことが頻繁にあるように思う。
わたしは法学部ではないからよくわからないけど、いまの日本をみていると法はあてにならんなと思うことが多い。ザルかよっ、みたいな。このまままと世の中が結構荒れると思うな。わたしだったら確定申告したくないですし、金額が低いのは立件しないとかもうアホかって思う。じゃあコンビニで万引きするのはええんやな?って言いたくなる。
復讐代行人が現れたら誰も警察や検察なんて頼らなくなるんだろうな。裁判官なんてAIでいいよってみんな言い出すだろうな。わたしもそうだろうな。でもいまの日本ってもうすでにこういう状態じゃないの?政治家があのざまとかって中南米あたりの荒れた国とどこが違うのだい?とか思ってしまう。
ちょっと荒ぶってしまいました。失礼。
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