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頑張らなちゃだめですか?

今日Twitterを眺めていたところ捉え方は様々だなと感じるものが目に入ってきました。

そのツイートは
【客観的にとても恵まれた環境にあり、能力もありながらできない理由を言っている人とその人への叱咤激励のやり取りを見て】の感想としてツイートされたものです。

連ツイになっている1つめのツイートに
「元ツイ主はやらない・できない言い訳を探しているようだ」とあり、
たくさんのいいねがついていましたが、
その先のツイートは一気にいいねの数が減っています。

連ツイの場合、連なるツイートを見ていないケースも多々ありますが、
1ツイート目と次からくる真逆の内容(できない理由を探す事への共感)なのがポイントかなと感じました。

もう少し掘り下げると
・今まで恵まれた環境でいたため失敗経験がない
・失敗経験がないまま大人になったため、
 尚更失敗への恐怖心がある
・だからできない理由を探して挙げ連ねてしまう
・そのまま失敗を避けるために何もしない人もいる
 (仕事で他の人に迷惑がかかることになってもしない)
・そこを乗り越えてやれる人はある種才能だ

できない理由を述べている人に対する共感が書かれています。

あなたはどう感じますか?

恐らく元のやり取りをみて、
この様に共感する見方をしてくれる人は少ないのではないかなと思うんですよね。

共感を述べられていた方は自分にもそういった感覚があるのでわかる、というふうに上記述べられていました。

多くの人は「言い訳ばかりしてやらない人、めんどくさいやり取りだな」と感じるのではないかなぁと思います。

そこに【やらない言い訳を探している】とまとめられたツイートが出てきて、いいねを押した人が多かったのかなと思うのです。

大抵の場合
やらない人が言葉にしているのは
【何も言わずにそれをしないことに居心地が悪いから】でしょう。

居心地が悪いと感じているのは
それをしないといけないと自分や周りが感じているから。
気づいている人が言い訳を言っているのですよね。

気づいていない人は何も言いはしないでしょう。

当人にとって
【誰かの後押しや支えがあればできるかもしれない】と言う気持ちでいるなら、
現実世界で後押しや支えとなってくれる人が居れば、一歩踏み出してみることもあるかもしれません。

Twitterはリアルとは違いますからまた別ですね。

Twitterで弱音を吐きながらリアルで踏んばっている人かもしれません。
恵まれた環境にある人が努力しないとか頑張らないことを批判する風潮がありますよね。

【言い訳ばかりでやらない理由を探しているだけの人】なのか

【言い訳を探しながらも次に踏み出そうとしている人】なのか

あなたにはそれが見分けられますか?

その方が「恵まれている」かどうかは
その人の立場でしかわかりません。

一般化してみれば恵まれている、能力がある、と言われても、

その方にとっては
「周りの人たちの方が恵まれていて能力もある」
という環境かもしれません。
(個々の自己肯定感や自己効力感にもよります)

生きている環境はそもそもみんな違うもの。
個人の能力も、物の見方も違うもの。

共感できるから肯定する、というのもいいですが、

【恵まれていて能力がある人】が頑張らなきゃいけない風潮もどうしたものかなぁと、私は思います。

皆が頑張らなきゃだめですか?

頑張らないで諦めちゃいけませんか?

やれない事、やらない事に理由をつけなくても許される
そういう社会であって欲しいなと思います。

やりたい人がやりましょう?
できる人が引っ張っていきましょう?
皆頑張りすぎないようにしませんか?

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