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インドのヒンドゥー世界 メモ


2023年に天理参考館でやってた「インドのヒンドゥー世界展」の時に予習用に作ったメモです。
自分の復習用ですが、インドを勉強するのに使えるのでアップしてみますー

○おすすめ
△無理に見る必要はない
□展示に直接関係ないけど関連した情報


公式動画

○企画展紹介動画

展示の雰囲気も見れる

○インド社会の風景

ヒンドゥー教の神々や生活など色々わかる。

○インド・祈りの道具

タイトル通りの内容

○インド・トールボンマラータ



ヒンドゥー教

○ヒンドゥー教全般 / 大人の教養TV

バラモン教がヒンドゥー教になって広がったという話。
現代のインドの社会問題も解説。
話は真面目なのでおふざけはない。
好きで楽しく語るというよりは、仕事で語るという感じの人だけど、わかりやすいのは確か。

□未だ残るインドのカースト制度 / リーキのゆっくり世界解説

カースト制度の詳細解説。
カーストのせいで職業が世襲になってしまったり、別々のジャーティではランチもできないらしい、ひどい。
都市ではだいぶゆるくなってる。


インド神話

○ラーマーヤナ / フーミン【メガテン広場】

わかりやすくて面白かった、おすすめ。
ラーマ王子、猜疑心強すぎw
ジャターユもシータ姫かわいそうに(。>_<。)
でもまぁ、この人間くささがインド神話なのかもね。

○ヒンドゥー教の神話の有名エピソード / フーミン【メガテン広場】

①シヴァとサティ&パールヴァティ
②ドゥルガー&カーリー
③ガネーシャ
④アムリタ

○インド神話のヤバすぎ面白エピソード5選 / しんりゅう

わかりやすくて面白い。
ただ、上のと被ってるんで、他の優先するなら今回出てくる神様的にはガルーダだけ見ればOK。
13:48 から。
7:20 のハリハラは、まさかのシヴァとヴィシュヌの子供w
ガネーシャ、アムリタ、ハリハラ、マハーバリ、ガルーダ

△シヴァ / しんりゅう

上記動画と同チャンネル。
面白いけど、フーミンのやつとかぶってて、どっちがいいかは好み。
シヴァが青い理由はアムリタ作りの時に毒を飲んだから。

○インド神話 / GameLite

バラモン教からヒンドゥー教まで。
ヒンドゥー教の話は、有名どこがざっくりわかるけど、ここまでの見ると結構かぶってる。
特にブラフマンについては他にない…んだけど、今回の展示にはいないのよね…
まぁブラフマーとサラスヴァティのエピソードだけは他になかったので、そっちはおすすめ。
サラスヴァティは展示で見れるし。
14:13から。

△マハーバーラタ / しんりゅう

ラーマーヤナと合わせて二大叙事詩なんだけど、展示ではマハーバーラタが1冊展示されてるだけなので、気が向けば程度でOK。
一応、これを見ればどんな話かはわかる。

△インド神話エピソード0(ゼロ)【基礎知識編】 / 世界ミステリーch 2nd
https://www.youtube.com/watch?v=UbLP_Mh19C4
今のヒンドゥー教の神話になるまでの流れがわかる。
ヴェーダ神話→ブラーフマナ・ウパニシャッド神話→叙事詩・プラーナ神話

ヴィシュヌの化身

ヴィシュヌの化身は10と多すぎなので全部見なくてもOK
展示で出てくるのは、マツヤ、ヴァラーハ、クリシュナ、ラーマ

○ヴィシュヌの他の化身1 魚マツヤと亀クールマ / 世界ミステリーch 2nd

方舟とアムリタの話で、方舟のはGameLiteにもあるし、アムリタは他の動画でも多いので、どっちも知ってれば見なくても無問題。

○ヴィシュヌの他の化身2 猪ヴァラーハ、人獅子ナラシンハ、小人ヴァーマナ / 世界ミステリーch 2nd

続きものの物語になっててわかりやすい。
ヴァラーハは展示があるので見ておくと吉。
魔族が頑張って苦行してたり、ブラフマーが魔族の願いを聞き入れて不死にしたり、平和に世を治めてたり、なんか魔族も結構がんばってるw

△ヴィシュヌの他の化身3 ラーマ、パラシュラーマ / 世界ミステリーch 2nd

パラシュラーマはバラモンとクシャトリアの対立があったんだろうなというのがわかる。
ラーマはラーマーヤナの冒頭の話。
上の方で紹介した動画の前半の話だけど師匠のラーマのヴィシュマーミトラが登場。
彼は別の動画にも登場してて、先にそっちを見てたので「お前こんなとこで出てたんかい!」となった。

○ヴィシュヌの他の化身4 クリシュナ / 世界ミステリーch 2nd

ヴィシュヌの化身。
赤ん坊の頃からすでに強くて、チートにもほどがあるw
ゲームで最強クラスの設定なわけだ…
しかし、16000人も妻がいる人になんか絶対嫁ぎたくないw

□ヴィシュヌの他の化身5 ブッダ カルキ / 世界ミステリーch 2nd

今回の展示には出てこないけど、面白いので余裕があればぜひ。
・ブッダがヒンドゥー教に取り入れられていて、悪魔に仏教を教えて堕落させる
・終末思想で現在は悪がはびこるカリ・ユガ期でカルキが悪を倒しに来てくれる
余談だけど私が昔にRPGツクールで作ったゲームのタイトルが「カリ・ユガ」なので、めっちゃ思い出深いw
ラスボスはシヴァとパールヴァティを合体させたアルダーナリシュヴァラの力を持った女の子でしたw
今なら、主人公がカルキと同化するようなイベント作るけど、当時はそこまで知識なかったw


インドの歴史・文化

古代~近代まで

○インドの古代史 / GameLite

ゆるめのノリが好き。
インダス文明→ヴェーダ時代→マウリヤ朝→クシャーナ朝→グプタ朝
生まれたばかりの娘を拒絶するクソ男のヴィシュマーミトラさん(聖者)w

①マウリヤ朝
チャンドラグプタ王はジャイナ教の苦行で餓死。
アショーカ王は兄弟99人、大臣500人殺したとか無茶苦茶、最終的には仏教に帰依して仏教をめっちゃ広げる。
②クシャーナ朝
カニシカ王の頃にガンダーラ美術
③グプタ朝
マハーバーラタ、ラーマヤーナ、シャクンタラーとかヨガとか色々文学がすごい
④ヴァルダナ朝
戒日王ハルシャ・ヴァルダナの時に三蔵法師玄奘が来た

○高貴なる民族?アーリア人について / 歴史雑記ヒストリカ

インドにやってきたやつらで、カースト制度作った元凶。
強かったらしい。

△インド=ヨーロッパ語族が生まれた背景 / 地理の雑学ゆっくり解説

展示との関連性は少ないけど、アーリア人の深掘りで面白いのでオススメ。
インドヨーロッパ語族とかいう雑な分け方が実は神分類だったのがよくわかるし、なんでアーリア人が移動してきたのかもよくわかる。
結局、大移動は気候変動からで、等温線で見れば西と南に行ったのが一目瞭然、すごい。

△古代インドの文明 インダス文明からクシャーナ朝 / 世界史べーた

ずんだもんなのだ。
わかりやすいけど、他の見てたら同じような内容ではある。
見とけば復習になって定着はするかも。
マウリヤ朝は広すぎて崩壊、インド全部統治は無理ゲー

△古代インド3 インドの4王朝 /トライイット 

高校世界史。
王朝の変化をわかりやすく解説。
見とけば知識の整理になる。

△古代インド4 古典文化と宗教 /トライイット 

文学、宗教を軽く解説。
見とけば知識の整理になる。

□三蔵法師玄奘 / 鳥人間

今回の展示には一切関係ないw
ヴァルダナ朝出てきたり、ガンダーラだったりするので、まぁ気が向けば。
まぁそもそも、今回の展示はマウリヤ朝だし、マトゥラーなので、全く関係ないけどね!w
ともかく、めっちゃ大冒険で面白い。
砂漠を1人でさまよって、よく生き残ったなぁ…
玄奘が好きすぎて、なかなか出発させてくれない高昌の麹文泰w
麹文泰と再会できなかったの悲しい。

□三蔵法師玄奘 / コテンラジオ

ラジオなので画面見なくて良くて楽。
仏教の思想とかも絡めていて、面白いけど長いんで、鳥人間の方でも大丈夫。
しかし、頭良くて体力もあってイケメンで人に好かれる能力も高いとかずるいよねw
最後の方に出てくる太宗についても紹介したいけど、脱線しすぎるのでやめておきますww

□しくじり兵器!?古代の戦象について / 武器屋のおねえさん

もう全然関係なくなってきてるけど、インドの戦象部隊の理解に助かるし面白い。
超強いんだけど、調教師がいなくなると味方を攻撃するとかいう致命的欠点w
アレクサンドロスがインドまで来た時に、インドから伝わったらしい。
その後、インドに行けなくなったらアフリカゾウを使ったそうな。

□「ポロス~古代インド英雄伝~」 シーズン1 予告編

ドラマの予告編、とりあえず絵的に古代インドのイメージふくらませられるかな。
時代考証あってるかどうかはわからない(。>_<。)

近代以降

ヒンドゥー教とは関係ないけど、とりあえず王朝はずっとイスラムだったという話。
ガンディーは人形があるのでガンディーだけちゃんと知っておいてもいいかもしれない

○ガンディー / コテンラジオ

7本あって長いから、無理して見る必要はないけど、ラジオなので作業中に聞けるし、わかりやすいので興味あるならオススメ。
ガンディー知りたいならこれが一番。
ガンディーが好きになります。
敵をも取り込むカリスマ性すごいし、一見意味不明な塩の行進が緻密に計算されてたとか頭が良すぎる。
人類全体を見ていて高い視点から見てる人ってこんな人なんだろうなぁ…
家族関係では良くない話もあるけど、たぶん悟り開きすぎてて、重要度が家族でも他人でも同じだったんだろうなぁ…

□東インド会社とはどんな会社だったのか? / 旧ゆっくりモンド

名前だけはやたらと有名だけど、何なのかみんなさっぱり知らない東インド会社。
オランダの東インド会社は世界初の株式会社。
異常に死亡率の高い超ブラック企業といえるw
最初はほんとに貿易しかする気なかったのに、ムガル帝国が無茶苦茶になって、現地の人に頼られてしまう。
で、勝利側に貢献した結果、なんか領土もらったりして、守らないといけなくなって、なし崩し的に軍事力も持っていったらしい。
やっぱり内戦が一番の問題だなぁ…

□イギリス東インド会社とインド征服 / ゆっくりモンド2

上の続きみたいな感じ。
人種差別なく恩賞与えるのも問題なんだなぁと考えさせられる。
イギリス本国よりも東インド会社の方が支配人数多くなってしまって、管理するとか無理ゲー状態になってたらしい。

□イスラーム世界4 東方イスラーム / トライイット

インドは10分15秒くらいから。
王朝名が出てくるだけなので、おそらく覚えられないけど、とりあえずイスラムだったと把握しとけばOK
(王朝名語呂合わせ)カズのゴールで無我夢中(ガズナ→ゴール→デリースルタン→ムガル)
(王朝名語呂合わせ2)奴隷見張る爺とグル臭い井戸ロディー(奴隷→ハルジー→トグルゥク→サイイド→ロディー)

□イスラームの繁栄3 ムガル帝国 / トライイット

アクバル大帝が超有能でイスラムとヒンドゥー混在をうまく統治した。
これがあったからガンディーはイスラムとヒンドゥーごっちゃで独立したがったんだと思う。
シャー・ジャハーンが亡くなった奥さんのためにタージ・マハルを建設したけどお金使いすぎる。
仕方ないからアウラングゼーブの時に税金高くなってヒンドゥーからの反発が…
この時、ウルドゥー語(パキスタン語)が生まれる

□アジアの植民地化3 東インド会社の進出 / トライイット

イギリスがインドからフランスを追い出して、ベンガルの徴税権を得て植民地に。
さらに戦争で領土広げて税金徴収。
それに対してシパーヒーの反乱が起きるけど、鎮圧後に東インド会社に責任取らせて解散。
そしてインドを併合する。
なお、わざと情報を流して反乱起こさせたという説がある。
さすがブリカス、えぐい。

□帝国主義と民族運動1 インドの反英化 / トライイット

ベンガル分割令で、イスラムとヒンドゥーを分けて対立煽ろうとしたせいで、親英だったヒンドゥー教徒のインド国民議会がキレる。
イギリスはイスラム教徒を支援して全インド=ムスリム連盟作って、結局ヒンドゥーと対立を煽る。
本当にろくでもない。

□戦間期のアジア4 インドの民族運動 / トライイット

イギリスが第一次世界大戦でオスマン帝国と敵対した結果、全インド=ムスリム連盟がキレる。
対立煽りが失敗したので、「大戦終わったら自治してええよ」というんだけど、大戦終了後、むしろひどくなるローラット法を制定。
ここでイギリスへの不満がたまりきったところにガンディー登場。
非暴力・非服従運動、サティヤーグラハ(真理の把持)
プールナ・スワラージ(完全なる独立)
なんか、漢字にカタカナでルビ振ると中二病ぽくてカッコいいw
「私が目指すのは、プールナ・スワラージ(完全なる独立)だ」とか、マンガで大ゴマでありそうw
なお「サティヤ」は真理という意味で、要はサティアン。

文化

○(Webサイト)ガンダーラ仏とマトゥラー仏の違いなど

今回出品される仏像。
ガンダーラ美術と同時代に発展

○弦楽器ヴィーナ⑨ 女神サラスヴァティ―の唄「ヴァニ ヴィーナ プスタカ パニ」

今回、ヴィーナが展示されるので見ておくと音がわかります。
サラスヴァティの話もあるけど、GameLiteのと同じ内容だし、聞き取りにくいので、後半の音楽だけ聞くのもあり。

○インドの楽器 シタール&タブラの演奏

13時半から演奏会があるので軽く聞いとくと吉。
弦楽器がシタールで、太鼓がタブラ。


コレ以下はインド全体への理解を深めるもので、今回の展示への関連性は薄めなので、無理に見る必要はない。


地理

全般にいえることだけど、無理に見る必要はないけど、この機会に見ておくと地域の理解が深まる。
あと、話し方の癖が強いw

□南アジア0 国々と地形・気候 / トライイット

地形と気候を解説。
インドはカラコルム山脈とヒマラヤ山脈があるので、北~北東方面が天然の要害になってる。
南は海なので守りになってる。
で、逆に西~北西方面が手薄でノーガード(峠になっているみたい)
・アレクサンドリア大王が西からやってきてポロスと戦った
・アーリア人が北西からやってきて原住民支配してバラモン教広めてカースト制度が出来た
ということになる。
地形で世界史が読み取れて面白い。

全然関係ないけどスリランカの首都はスリ(聖なる)・ジャヤワルダナプラ(旧都市名かつ大統領名)・コッテ(植民地時代都市名)らしい
大統領の名前が旧都市名と同じだったから、その名前に戻したんだけど、元の名前のコッテも付け足した。
日本でいえば、江戸総理大臣という人が全権握ったので、大江戸東京に地名を変えたけど、みんな東京と呼んでる感じ。

□南アジア1 国々の歴史と宗教、言語 / トライイット

国旗の色の意味とか、各国の宗教の違いがわかって面白い。
[黄色]ヒンドゥー教→インド
[緑]イスラム教→パキスタン、バングラデシュ
[赤]仏教→スリランカ
ちなみに緑はイスラム教を興したマホメットのターバンの色に由来。
バングラデシュの国旗が日本に似てるのは参考にしてるらしい。
緑は大地で赤は昇る太陽らしいから、日の丸ともいえる。


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