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奥川雅也 「ヨーロッパでの最初の数ヶ月は非常に難しかった」 「南野は私にとって手本となる存在です」 「日本代表としてプレーするのが夢です」

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奥川さん、はじめまして。奥川さんはアルミニア・ビーレフェルトで2年連続、ホルシュタイン・キールでの2.ブンデスリーガ 18-19シーズンを考えると通算3年目のドイツ滞在となりますね。まずは、毎年多くの日本人サッカー選手が集まるドイツサッカーの印象をお聞かせください。

「私のドイツの印象は、ファンやサポーターがサッカーに熱狂していること、スタジアムが大きいこと、歴史があることです。レベルが高い」

この8試合で5得点、フライブルク戦のような素晴らしいゴールもありましたね。今シーズンを振り返ってみて、いかがですか?

「ここに来るまでには、長い時間と多くの痛みを伴いました。プロになってすぐにヨーロッパに行きましたが、思うようにいかず、かなり苦しみました。でも、続けることの大切さを学んだからこそ、今、ブンデスリーガでプレーできているのだと思います。」

選手にとって、監督の信頼を感じることはとても大切なことです。ピッチ上での成長にとって、フランク・クラマーのようなコーチはどれほど重要な存在なのでしょうか?

「トレーニングで100%の力を出さないと、監督は嫌がります。フランク・クラマーは僕を信じて、僕の技術を信じて、試合に送り出してくれる。また、私が成長できるようにアドバイスもくれます。とてもありがたいことです。」

時代をさかのぼってみましょう。ドイツに来る前は、オーストリアのマッテルスブルクとザルツブルクでプレーし、2つのリーグと2つのカップ戦で優勝しましたね。ザルツブルクでは、現在リヴァプールでプレーしている南野拓実選手と一緒にプレーしていましたね。同胞をどう思いますか?連絡を取っているのですか?

「南野は僕がここに来てからずっと探していた親切な選手で、尊敬しています。彼がいいプレーをすると、とてもうれしいし、自分もがんばろうという気持ちになります。彼とは時々連絡を取っています。」

ザルツブルクでは、現在ボルシア・ドルトムントで大活躍中のアーリン・ハーランド選手ともプレーしていますね。彼との関係はどうですか?

「今は連絡を取っていないのですが、彼のプレーは個々のクオリティが高く、とても良かったことを覚えています。彼のポテンシャルと強さが、私ののポテンシャルと強さを高めてくれたし、本当に感謝しています。」

京都サンガF.C.の元選手ということで、紫のクラブでサッカー選手として育ったと言えます。京都サンガF.C.は11年ぶりにJ1リーグに昇格しましたが、今でもチームを追い続けていますか?また、昇格を喜んでいますか?

「京都サンガF.C.には本当に感謝していますし、毎年全試合の結果を追いかけています。今年はJ1でプレーできることを楽しみにしていますし、ぜひ、彼らの試合を見たいと思っています。」

これまではU18日本代表としてしかプレーしていませんでしたね。アルミニ アでは非常に好調で、あなたのパフォーマンスは注目されています。これからの大事な試合で、日本代表に呼ばれる可能性は考えていますか?

「日本代表でプレーすることは小さい頃からの夢だったので、挑戦してみたいですが、今自分がやるべきことは所属するアルミニア・ビーレフェルトを助けることなので、その仕事ができて、結果的に日本代表に呼ばれるのが理想です。」

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