ひぐらしのなく頃に業の考察
この考察はエウアの台詞以外に確たる根拠がないのでほぼ妄想に近いがL5患者の妄言を聞き入れてもいいと思える方はぜひ読んでほしい。

沙都子は梨花のループの前にループを経験しているのではないか。
エウアが沙都子と邂逅した際に「久しぶりであるな人の子」「そなたはわれのことを忘却していたというのか」と言ったのが引っかかっていたので、それについて考えてみたのだが、沙都子が梨花以前にループしていたと考えると腑落ちした。

つまり沙都子ループ(過去)→梨花ループ(ひぐらし無印)→沙都子再ループ(ひぐらし業)である。

沙都子がエウアの事を忘れていることについては
説1：那由多の時間をループする内にエウアの事を忘れてしまった。
説2：エウアが沙都子に飽きて記憶とループする力を剥奪した。
説3：沙都子がループ中に発狂、ループする意思を保てなくなった。
あたりが考えられ、僕は説3が有力だと思う。

説1はまあありそうだが、後述する説3の方が説得力がありそうなので保留。
説2はエウアの沙都子に対する態度から見て積極的に沙都子に干渉するようには見えないので薄そう。
説3は沙都子がカケラのループによる積み重ねの結果、雛見沢症候群という歪みが発生し、ループしている沙都子自身がその歪みの影響を受けたことによるものだ。

沙都子自身がループの中で発狂したのが原因で雛見沢症候群が生まれたのか、カケラのループによって雛見沢症候群が発生し沙都子が罹患したのかは定かではないが、沙都子は発狂することでループ能力を保てなくなったのだろう。

流れとしては以下の通り。
沙都子ループ（過去）
↓
沙都子が狂った事で雛見沢症候群が発生
or
カケラの積み重ねで雛見沢症候群の発生、結果沙都子狂う
↓
梨花ループ、理想のカケラへ（ひぐらしのなく頃に～ひぐらしのなく頃に・解）
↓
沙都子再ループ（ひぐらしのなく頃に・業）

ひぐらしのなく頃にの世界線は恐らくこういう形になっているのではないかと考察してみた。
エウアの発言（沙都子以外の名前を呼ぶなど）から考えると沙都子以前、または沙都子以外にもループ者がいる（いた）可能性も否定できず、沙都子がループする中で複数の名前を持っていた可能性もある。

ともあれ沙都子が梨花以前にループを経験していた可能性は大いにありえるので今後の展開に期待している。
早くSSR鉄平と沙都子の結末を見届けたい。

面白かったら妹の雛見沢症候群の治療のために募金をよろしくお願いします。