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【ネタバレあり】ひぐらしのなく頃に業・祟騙し編【考察】

ひぐらし業23話のSSR鉄平を見てからひぐらしについて考えるようになったので祟騙し編について考えてみようと思う。
そこでなぜ沙都子が鉄平から虐待を受けてるフリをしているのか理由を考えていたのだが、結論から言うと「梨花にループが発覚するのを恐れた」からだ。
沙都子と梨花の同時記憶継承ループが始まったのはSSR鉄平が登場する前だったのだろう。

当初は梨花の心を折るために開始した同時記憶継承だったが、その中でSSR鉄平をツモった沙都子はこのカケラの鉄平の動向をチェックしなければならないのと並行して梨花にループが発覚しないように振る舞わなければならなかった。
そこで祟騙し編では表面上は従来のカケラと同じく虐待されているように見せかけて鉄平を管理していたのだろう。

当然、梨花はかつてのカケラの経験から沙都子を救うために圭一を筆頭に雛見沢全員が立ち上がらせ鉄平を排除しようと動く。
しかしこれが祟騙し編の悲劇だった。

綿流しのお祭りまでは沙都子視点でも梨花視点でもほぼ理想に近い展開になっただろう。だが鉄平はそうはならなかった。
雛見沢から鉄平を迫害、排除する流れは彼がかつてダム戦争の際に味わったストレスを思い起こさせるのに十分だったはずだ。
極度のストレスにより鉄平は雛見沢症候群を発症、ラストの圭一襲撃へと繋がるのだろう。

圭一が雛見沢症候群を発症していて大石を鉄平と誤認した説も存在するが、圭一襲撃後に雛見沢症候群を発症した大石が古手神社を襲撃していることと、圭一が雛見沢症候群を発症するキッカケが見つからない為、この説は説得力に欠ける。
また綿流しのお祭り時点で沙都子がこのカケラを捨てる理由が現時点では存在せず、鉄平の圭一襲撃もとい雛見沢症候群発症は沙都子の想定外だった可能性が高い。
事実、鉄平襲撃時に凶行を目撃した沙都子は驚いているような反応をする。

この凶行によって沙都子はカケラの放棄を決意。北条家に訪れた大石に注射をすることで雛見沢症候群を発症させ、間接的に梨花を殺害。次のカケラへと向かったのだろう。
大石が北条家を訪れる動機は、「虐待がない事を知っていた大石が鉄平を慰めるため」や、「誤解が解けて釈放された鉄平を北条家まで送ってきた」などが考えられるが、凶行後に雛見沢症候群を発症させられる大石が都合よく北条家にいたであろうことから後者の可能性が高い。

つまり祟騙し編のストーリーはこうだ。
沙都子&梨花が同時継承ループ開始

SSR鉄平爆誕。沙都子、梨花にループがバレないように演技

沙都子を救うため鉄平排除、しかし実際には虐待は存在していないので鉄平がストレスに晒される

鉄平が雛見沢症候群発症、圭一に殴りかかるも返り討ちに合う

沙都子カケラの放棄を決意。大石の雛見沢症候群を発症させる

大きくこの流れかと思われるが、沙都子が綿流しの最中に圭一を北条家に招いた理由がハッキリせず、謎は残されたままになっている。
ひぐらしのなく頃に卒でこの辺りが判明してくると思うので今から楽しみで仕方ない。
また新しい考察があれば色々書いてみようと思う。

L5患者の妄想を読んでいただいてありがとうございました。

面白かったら妹の雛見沢症候群の治療のために募金をよろしくお願いします。


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