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自営業 純利益にこだわる3つの理由

①どうでもいいプライドは捨てよう

②メンタルをやられないために

③これを基本にすれば他でも応用がきく

どうでもいいプライドは捨てよう

一人で何か商売を始めた時、うまくいくかどうかも未知数でスタートしたばかりだというのについやってしまいがちな事。

多少家賃が高くても見栄えのいい場所に店舗や事務所を構えたい。自宅と兼用なんて論外。車も人に見られるからいい物に買い換えよう→家賃がかかり、維持費がかかる

一人でやってるなんてしょぼく見られそうだし人を雇おう→人件費がかかる

パンフレットや名刺は上質な紙にカラー印刷で立派な物を作り見栄えを良くしたい。千枚単位で印刷を頼もう。看板も立派な物にしたい。内装にもこだわりたいし中に置く什器その他も全て立派な物で揃えないとかっこ悪い→さらに経費がかかる

服装や持ち物も人に見られるから高級な物にしておかないと・・美容にもお金をかけて頑張らないと人に見られるわけだし・・→またお金が消えていく

付き合いは大切にして人脈を築いていく必要があるからパーティーや異業種交流会にはどんどん参加しよう→毎月どんどんお金が消えていく

最初にいくらか資金を借り入れしても、それを使い切ってしまう勢い。

「形を作れば立派に見られて印象が上がりお客様が来てくれて売上も上がるし大丈夫♪」という考えは危ない。それはあんまり関係ない事も多い。


メンタルをやられないために

いつもギリギリで回すのでなく出来る限り余裕を持っておく方がいい。

たとえ使える余力があっても、使わないで済むお金は極力使わない。お金をかけずに何とか出来る方法を可能な限り考える。

収入を増やすための投資に回していくには、どうでもいい事は切り捨てる。自分の提供するサービスの質を上げる、もっと深く学ぶ、お客様に対して発信していく媒体を持ち、それを続けるために必要なネット環境を整える。そういう事になら使っても意味があると思う。

そうではなくどっちでもいいような事でお金を使って毎月の支払いが多く、その結果純利益が少ないのを見ると心が弱ってくる。

売上がいまいちな月でも、毎月毎月経費がかかる。

こんなに払わないとやっていけないんだ

これくらいまで収入が減ったら自分はもう無理なんだ。すでにギリギリじゃないか

借金が返せなかったらどうしよう

そう思うと精神的に追い詰められ、心が苦しくなる

常に、無駄なところやどっちでもいいようなところには経費をかけないのを基本にして、仮に収入が減ってもまだ余裕のあるところで抑えていると、少し売上が減ったぐらいでは追い詰められなくなる。心穏やかに次の対策を考えられる。

これを基本にすれば他でも応用がきく


もし、今の仕事のやり方を変えないといけなくなった時

商売そのものを変えないといけなくなった時

人生で最初の商売を始める時から、お金をかけてスタートしないと始められないという思考だと、次に何かやる時もお金をかけないと何も出来ない。お金をかけずに工夫する習慣がないから。

資金が調達できないと無理ということになってしまう。そうなると、商売のやり方を変えるにも、商売そのものを変えるにも、すごくハードルが高くなる。

借りてでも多額の資金を準備して、もし思ったほど売上があがらなくてかけたお金を回収できなかったら借金まみれになるというリスクをおかして、それでスタートする方法でないと無理という考えだと、その恐怖と不安でなかなか踏み出せない。

それでも決意してやり始めたとして、もしうまくいかなかった時・・・これは失敗したからやり方を変えるか違うことをやった方がいいのではないかと途中で思っても「これだけ金をかけたんだからやめたらもったいない」と言って無駄とわかりつつズルズルと続けている。

たいしてお金をかけずにスタートできるし固定費も少なく抑えられるという人は、他でもそれができるから何をやるにも最小限のリスクで挑戦出来る。

アイデアが出ればお金をかけずに試し、ダメならすぐに引いて違う事に挑戦し、うまくいくものを早く見つけられる。








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