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今日の合氣的気づき:「体に聞く生き方」

以前、私が学ぶ合氣道の師範から、昔の日本人は腹(肚)で考えていたが、今の日本人は頭で考えている、と言われたことがあります。腹がすわる、腹黒いなど、腹がつく言葉は多いです。

これと同じようなことを桜美林大学教授で臨床発達心理士でもある山口創(はじめ)さんが著書「腸・皮膚・筋肉が心の不調を治す」でも言っています。

現代社会は脳がさまざまな問題をつくりだしていて、脳の欲望が暴走して制御できなくなっている、しかし、人の心は本来は、内臓・皮膚・筋肉の3つの臓器が中枢を握っていて、これらの臓器の持つ「小さな脳」の役割を取り戻し活用することが、大きな脳(大脳)の暴走に歯止めをかけて本当にすこやかで人間らしい心と身体を手に入れるための秘訣だと述べています。

頭で考えるのではなく、もっと体に聞く、直感を信じる生き方に戻ったほうがいいのかもしれません。

今日もありがとうございます。

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