今日の合氣的気づき:「手当てとは」
妻が図書館から借りてきた本、「おかげさまで生きる」という本を読んでいます。
この本は東京大学医学部救急医学分野教授の矢作直樹さんという人が書いた本で、医療の最前線で日々奮闘されている矢作さんならでは、の視点で生きることの意味が書かれています。
その中で手当てについての記述がありました。
矢作さんは手当てを「手から出ているエネルギーの照射」と表現しています。そして、「転んだ時に心から心配してくれる人がとっさに痛いところをさすってくれると不思議なほど痛みが取れる経験は誰しもあるのではないでしょうか。これは、無意識に沸き上がった真心からの想念というエネルギーにより相手の痛みを癒す好例です。想いの動機の純粋さが大切なのです」と述べています。
私は合氣道を学んでいます。お稽古で師範やベテランの方が私の手首を持つとき、とても軽く持っているけれど、しっかり持っていて、かつ温かさを感じます。まるで私を元気にしてくれているようです。
手には不思議な力があるのですね。
今日もありがとうございます。
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