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La couche du diable(悪魔の寝床)の感想

初めての Serge Lutens です。福袋も折り返しを過ぎて後半戦になってまいりました。
自分では辿り着かないような香水をチョイスしていただけるのも面白いですね。届いたとき、色にまず驚きました。ミステリアスに紅いのです。

Celesさんの紹介文によると・・・奥底深く赤々とくすぶり続ける焔のように罪への耽溺と悔恨が支配する夜、心の中に眠る悪魔を目覚めさせる甘美な罪の結晶。ウードのあたたかみとバルサミコのベースにスモーキーなラブダナム。神聖な煙にも似た空間に包まれてフルーティな妖しさが揺らめく。一度足を踏み入れたら二度と戻れない、たちまちと身も心も悪魔の虜となる甘い香り。

まるで深い森の奥の城で秘密の晩餐会が行われているのを見てきたような解説ですね。キャップをあけて嗅いだだけでも強敵なのがわかります。燻ぶったスパイス、ウッド、あとは不思議な薬品のような香り(バルサミコ?)。いきなり体に付ける勇気がなかったので、ムエットにひと吹き。紙に色が付きました。
嗅いだ瞬間ぱっと頭に浮かんだイメージは夏木マリさん!美しくて妖艶で、力強い女性に似合う印象。
えっ?!と思うオープニングでも、時間が経つと多少ソフトになりました。一日経ってからムエットを嗅いだら、高級なお線香のような香りが残っていました。
これはかなり個性的で、付ける人やシチュエーションを選びそうです。

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