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【20卒就活経験者が語る】合同説明会は無意味(?)

こんにちは。

本日は、就活を初めて、多くの人が一度は参加するであろう合同説明会(通称:合説)についてです。

多くの企業が一つの会場に集い、自分の企業の説明を行い、就活生はそれぞれのブースを周り説明を聞くといった形式が定番です。


さて、就活を経験した人や合説に参加したことのある人がよく言う、

「合説は時間の無駄で無意味」

これについて、自分の経験を交えつつ、書いていきたいと思います。


まず、結論からですが

圧倒的大多数の人が、自ら合説を無駄で無意味なものにしてしまっている。


こう考えています。

なぜそうなるのか。いくつか要素に分けて説明します。


①目的意識が無い、薄い
 就活においては、何事でも目的をしっかりと定めた行動が必要です。特に、合説はその特性上、「とりあえず行ってみる」人がものすごく多いです。僕自身も経験はありますが、秋頃からとりあえずスーツ着て合説に参加しまくることで、「自分は遅れていない、就活を進められている」と安心感を得ることはできます。ただ、具体的な目的もなくただ参加をするだけでは当たり前ですが無意味です。ただ疲れて、なんの成果も成長もなく帰宅する羽目になります。

②就活を有利に進められると勘違いしている
 
「合説で積極的に質問し、人事に覚えてもらおう」「なかなか得られない情報をゲットしよう」などと意気込む人がよくいます。
 これ、ほぼ100%無理です。1日に何百人という学生に対して似たような説明を企業は繰り返します。そんな中で覚えてもらうことは非常に難しいです。(僕も一回だけなんとか覚えてもらおうと、名刺の交換を依頼しましたがきっぱり断られました)さらに、合説で話される情報って、特段珍しくもないし正直ほぼすべてネットや就活サイトに載っています。情報の獲得のみが目的であれば、ネットで調べたほうが圧倒的にコスパが良いです。

③友人と参加している
 これも意外と多いです。特に、夏~秋ごろの合説では、本当に集団で友人と行動をしている人が多いです。友人と志望企業や志望業界が全く同じなら大して問題は無いと思います。ただ、その場合であれ、やっぱり友人の前で人事に積極的に質問ってしづらいですよね。ましてや志望業界もバラバラなのに「なんか不安だから…」みたいな感じで複数人で参加すると確実に失敗します。その後の選考は結局1人だし同じ企業受けるひとも結局そんなに多くありません。あくまで、自分ごととして考えてください。


以上の3つが、圧倒的に多い、合説を無駄にしてしまっている人のパターンだと思います。

では、なにに気をつけて、どうやって合説に参加したら良いの??

これに答えていきます。


まず前提として、正直、行かない選択肢も全然アリです。笑
なぜなら、ネットに書いている情報を超える情報は得にくいし、人混みだし、広い会場を歩き回り疲れるからです。


しかし、その中でも合説を有効活用し、その後の就活に活かせる方法を伝えます。(人によって効果はバラバラだと思います)


①OB訪問と心得る
 ただ説明を聞いてすぐ帰るのを止めましょう。それはネットでできます。
合説は多くの場合、複数の企業担当者が参加しています。説明をしている人以外に2,3人いることが多いです。積極的にその人達を捕まえて、話を聞きましょう。(だいたい暇そうなので快く話してくれます)
仕事を楽しめているか、どういう性質の人が多い業界なのかなど、入社後のイメージが湧くような質問をすると良いと思います。 また、その人の所属する部門や役職のことなど聞いておくと、面接の際によりリアルな志望理由を語ることができます。これってほとんどOB訪問と同じような効果があると思います。

②新しく友達をつくる
 なかなかハードルが高く感じるかもしれません。ただ、同じ企業の説明ブースに居る人とかに話しかけると、意外と友達になれます。なぜなら、合説に来ている就活生は、ほとんどの人が不安だからです。自分の普段いるコミュニティ以外の就活仲間を持つことは非常に大切です。情報共有はもちろん、変な人間関係のトラブルも確実にないので、ただ一緒に頑張れる仲間になります。

③企業の顔色を気にしない
 さっきも書いた通り、基本的に人事の人も学生一人ひとりを覚えられません。だから、おもしろくないとか仕事に興味ないと思ったら説明中でもスッと抜ければいいし、興味あると思ったら休憩中にもガンガン話しかけると良いと思います。就活の中で数少ない、自分を1番に考えられる場面です。


以上です。方法によっては合説はその後の就活に活きる有意義なものになりえます。是非参加する際は参考にしてください!!

ちなみに、ONECAREERの合説が個人的に一番出展企業や特典など含め良かったです。

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