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また会いたくなる人は別れ際の「ひと言」が違う~その2~

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
連載でお届けする「また会いたくなる人は別れ際の「ひと言」が違う。今日はその2です。(昨日の1も併せてご覧頂けたら嬉しいです)

人柄をあらわす「またお会いしましょうね」

「今日はありがとうございました」「お世話になりました」
「楽しかったです」「いい方にお会いできました」に
「またお会いしましょうね」と添えたら、あなたはどう感じるでしょうか?

先に示した言葉に増して、嬉しい。心が躍るのではありませんか。

「またお会いしましょうね」は、聞き手に対して同意を求めながら、「一緒に行動しましょう」「一緒に考えましょう」という言い方で、話し手の好意が感じられます。

別れ際のほんの一瞬ですが、話し手の人格や人柄が「挨拶のひと言」に、にじみでるのです。

このひと言は「……しましょうね」が決めてです。

もし悪気はなくても「またお会いするのですね」とつぶやいてしまったとしたら「自分と会うのを避けている」「仕方なく会うのだ」と相手は、受け取るでしょう。

「またお会いするのですね」からは、あきらめや惰性が読み取れ「あの人は義務で会わなければならないと思っている」と、相手に受け取られる可能性があります。

そんな人に好印象など、抱くはすもありません。

一方、「またお会いしなければなりませんね」と言ったとしたら、義務を押し付けているようで、「またお会いするのですね」よりも、さらに違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう。

ときに、相手に運命的なものを感じている言葉にも聞こえますが、誤解を招きかねませんので、別れ際の挨拶に「またお会いするのですね」は、避けたほうがいいでしょう。(明日に続く)

~「語尾」の違いで言葉の意味は豹変する~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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