意見や進言は正して欲しいことを一つだけ伝える
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
上司の間違いを正したり、意見をするときなど、複数伝えたいことがあったとしても、あれこれ並べ立てるのは避け、いちばんに正して欲しいことを一つだけ伝えましょう。
☆悪い 例「先ほど部長が提案なさったキャッチコピーは、すでに他社が使っておりますし、●●についても、新鮮味がないですし△△は、もう流行らないと思います」
これではあら探しと、受け取られても仕方がありません。揚げ足取りのようで、それらが事実だとしても怒りを覚えるでしょう。
私でしたら、
☆改善後「私の勘違いかもしれませんが、先ほど部長が提案なさったキャッチコピーは他社が使っていると思うのですが(いかがでしょうか?)」
などと、お伺いを立てるような物言いで一つだけ伝えます。
この場合のポイントは、「私の勘違いかもしれませんが」というひと言です。このひと言がクッションになって、相手には柔らかく伝わり、考える余裕が生まれます。
それがきっかけとなり、関連する事柄も見直すようになるものです。
あなたにも覚えがあるでしょう。ストレートな物言いであれこれ指摘されたら、人間性までも否定されたような気持ちに人はなるのです。
上司はもとより、部下や同僚であっても意見や進言をする場合には、本当に正して欲しいことを一つだけ。クッションになるような「ひと言」を添えて伝えたほうが、確実に届きます。(明日に続く)
~意見や進言は一つだけ、クッション言葉を添えて伝えよう~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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