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私の好きな言葉 Be Your Own Light

わたしの好きな言葉

私がネパールで1年間インターンシップをしていた時の話。

ネパールの首都カトマンズの中心部にある私立学校で算数を教えていた。

その学校でビマラ先生という人に出会った。

ビマラ先生はその学校のディレクターで、学校の経営者としてだけでなく、一教育者として尊敬できる人だった。

ビマラ先生がよく生徒に言っていた言葉がある。

Be Your Own Light

わたしはこの言葉が大好きだ。

 Be your own light とは

ブッダは弟子に囲まれて死の床を迎えようとしていた。

弟子の一人が泣きながらブッタに訴えかけた。

「今から誰が私たちの指導者になるのですか。あなたの助けなしに、どうやって悟りを得るというのですか。」

ブッタが弟子に対して死ぬ間際に残した言葉がある。

"Be Your Own Light" (あなた自身の光になりなさい)

私たちは常に照らされることを願っている

私は、口数が少ないし目立つタイプでもない。だからいつも人に光を当ててもらわないと私自身輝くことができなかった。

きっと私だけではないと思う。多くの人は誰かに光を照らされることを願っている。他人からの光が自分の光であると考えがちだ。

でも自分は自分でしかない。自分の光は自分しか知らない。

どんな色で輝くのか、どれくらいの輝きがあるのか、光の大きさはどれくらいか。それを知るのは自分のみ。

自分が輝くことによって誰かを輝かせることができる。

それを教えてくれたのがビマラ先生だった。

あの懐の深さと、圧倒的な輝き。自分のための輝きではない。他者を輝かせるための光だ。

日本に帰ってきてから、すっかり忘れていた気持ち。

Be Your Own Light

いつか自分も誰かを照らす光になりたい。

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