フォーカシングと基礎スキー

フォーカシングと基礎スキーについて書いてみます

フォーカシングは、心理専攻なら、いわずとしれた、ジェンドリンの心理技法である。http://goo.gl/tQv2R (WIKI)

ジェンドリンは、人の心の問題が治るとき、「体ってこういう感じ」と 言っている方が治りがいいなぁということを発見したんですね。で、「体のこういう感じ」を、「フェルトセンス」と呼びました。そして、ハンドル、つまり、言葉で「こういう感じ」と外にだしたときその言葉とぴったりする感じ(フェルトシフト)を繰り返すことで、セラピーがすすんでいくというもの。


で、インストラクターが、ガイドさん(リスナー)。そして、スクール生がフォーカサーであるとすると、まさに、フォーカシングだと感じています。

この感じが、とても基礎スキーには合っている。
基礎スキーで、インストラクターは私たちに教えてくれてる。例えば、足裏感覚は、ひざのちょっとした動かし方・・・コンマ何秒の加重、抜重、移動タイミングなど。 基本はどのインストラクターも共通にあるし、指導員研修などで、教え方が大体きまっているのですが、伝え方などは、どのインストラクターも個性があります。直感系の教え方の方。天才肌の方は、天才肌的感覚で伝える。 だから、スクール生やっていると、いろいろなインストラクターから教わって、あるフレーズがフィットする時があります。それは、A先生だからいいというわけではなく、その時の自分の体と、技術。ある時「ああ、これが、その感覚か」と気づくこともある。 インストラクター(この場合、リスナー、ガイド)がスクール生(フォーカサー)に、体の感覚(フェルトセンス)を、ハンドルして言葉と体験(練習)で伝え、スクール生は、自分の体でそのフェルトセンスを感じて「わかんない!」とか「ああ!!納得」とか感じる。まさにフェルトシフト。その時に、ブレイクスルーがある。 だから、きっと、インストラクターも自分のフェルトセンスをスクール生に伝わった時には、すっきりするんだろうね。

ドルフィンのインストラクターが、「違和感をこわがるな」といったんだけど、まさに、このフェルトセンス。体の中の違和感に気づき、受け入れ、試してみる。よい違和感には、ブレイクスルーがある。

基礎って苦手な人が多いけど、私は、体の感覚をやりとりできる、(でも、私は、本当に出来が悪いのでなかなかできないんだけど)このフォーカシング的基礎スキーレッスン。好きです

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