【書評】実験思考 世の中、すべては実験

「STORES.jp」や「CASH」を生み出した、バンクの社長、光本勇介著『実験思考 世の中、すべては実験』読みました。面白かったです。

まずこの本の"実験"が面白くて、原価390円で買えます。さらにkindleだと無料です。そのかわり、価値があると思ったら、課金してもらうというシステム。自分も以下で3000円払いました。今の時点で支払い総額¥94,787,900(支払い人数1,897人)で1億円も目の前。
※2019年6月2日20:30現在

1000万円のプランは光本さんと一緒に会社を立ち上げることも。

光本さんは、以前マネーフォワードのイベントで登壇されて、「性善説」に基づいたサービスをやりたいとおっしゃっていたのを思い出しました。

人を疑うことが前提で成り立っているサービスが多いが、人を疑うという行為は、すべてコストに当たるので、人を疑わなくても取引が成り立つかどうか実験したいと。ビルから1億円投げたら、それを拾って返してくれるひとがいるのかと。それが「CASH」というサービスなわけで。そういうビジネスの考え方があるのかぁと面白いなぁと感じました。

また、普通の生活をしていると、世の中は不便だらけだから、こうなったらもっと便利なのにというのを、1日寝る前にメモしているという。

他にも、大切なのは「市場選択」と「タイミング」という考え方も勉強になりました。

以下の記事に書かれている話も面白いです。

「許可をとるよりも謝るほうが簡単だ」
光本:どの業界でも当たり前があって、ルールがある。でも新しいルールをつくる場合、いろんな人に許可をとるのに時間もコストも労力もかかっちゃう。でもやってしまってもし注意されることがあれば、その場で謝ったほうが新しいルールを生み出すことができることが多い。もうやっちゃったので後戻りができませんし。
箕輪:面白い! こういう新しいビジネスで許可がとれないのは、その許可をとる人に実害があるわけではなく、どうなるかわからないから、自分のところでOKとは言えないということもある。
だから、やってしまって謝ったほうがみんな都合がいい。
参照:https://www.advertimes.com/20190428/article290419/3/
<Next Action>
・自分が不便だと思うことを、書き出して自分だったらどうやったら解決できるか考えてみる(既成概念は考えない。法律はどうこうなどの実現可能性も含めて)
・上記をビジネスとして行う場合の、市場や時期は適切なのか考えてみる

読んでいただいてありがとうございます。

 

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