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『とこしえの夜』でのご紹介、ありがとうございます!

こんばんは✨関東は、今週はずっと梅雨空のようで梅雨明けが待ち遠しいですね。

さて、『黒い雲と…』の出版から、なんと今日でちょうど四ヶ月が経ちました📕
先週末は刊行イベントが和歌山市民図書館さんで開催され、私も26人の作り手の代表としてオンライン出演させていただきました。(案の定、とても緊張しましたがとても楽しかったです!)
そこで一緒に出演された左右社の編集担当の方もおっしゃっていたのですが、この歌集は出版後も色々な方を巻き込み新しい風を生んでいく1冊だなぁと改めて感じました。企画開始から半年という本当に短い制作期間でしたが26人の作り手の熱量が詰まっていて、当初は「同世代の女性サバイバー」を読者と想定し企画を進めていったのですが、サバイバー以外の読者の方からもたくさん嬉しいお声をいただくなど拡がりを感じます。

下記のブログ、「とこしえの夜」でのご紹介もそのひとつです。記事を書かれた犬口マズルさんは、ナナロク社主催の「岡野大嗣の短歌教室」で出会った所謂短歌仲間なのですが、企画に賛同してくださり昨年のクラウドファンディングにご支援いただきました。出版後も温かく見守っていただき、企画についてや歌集のご感想を丁寧な記事にまとめてくださったのでリンクを貼らせていただきます(*˙˘˙*)ஐ 

犬口さんは日経歌壇などにも選歌される腕前なのですが、元々はサバイバーに向けたこの一冊を純粋に「歌集」として読んでくださっている点が、作り手としては何よりも嬉しいなぁと読ませていただきました。「がんサバイバー」「女性」という属性を超えて一人の歌人に作り手のリアルな想いが届き、ご自身の経験を交え『これは歌集であり、そして本という形を成した祈りだと思う』とおっしゃってくださった犬口さんの一言に、心から救われます。

こういった読者の皆さまのブログやメディアでのご紹介など、5月のblackbird booksさんでの展示会や先週の和歌山市民図書館さんでのイベントもそうでしたが、歌集を手にしていただいた方から新たな企画や拡がりが生まれたりしていて本当に有難い限りです。
色々な場を通して、この本が必要な方に届くといいなぁと心から願っています。

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