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【YouTubeの振り返り✨】歌集タイトル『黒い雲と〜』はどんな意味なのか。

こんにちは(*˙˘˙*) 昨晩、人生初のYouTubeに参加しました!
「あの風」がきっかけで仲良くさせていただいているがんサバイバー系YouTuberのヒダノマナミさんと、Liveを行いましたよ♪


昨日Amazonでも発売となった『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』の本についてや、出版しようと思い至った経緯などについてお話ししました✨
マナミさんとLiveでお話ししている中で、このタイトルについての意味を視聴者の方にチャットで質問され、その時は一言では表現できなかったのですが、私が思うタイトルの意味ってこんなことかなぁと思うところがあったのでこのnoteに書こうと思います(*˙˘˙*)ஐ

Live冒頭でも触れているのですが、
私はずっと自己肯定感が低くて、自分の性格も好きじゃなかったんです。
基本恥ずかしがり屋で、人前で話すのも得意じゃないし、家が大好きですし。
でも時々は目立ちたくて褒められたくて、色々自分なりに努力するんだけど、それをまた人にアピールするのも下手くそだから結局大して認められずにかえって落ち込むという面倒臭い性格で。。
人付き合いが苦手で、今思うと過剰なほど周りの評価を気にして本当の自分の気持ちを隠して生きていたような気がします。

でも、この病気になって初めて、サバイバー仲間や身近な人には弱い自分も出せるようになりました。
こんな自分でも励ましてくれるサバイバー仲間がいるし、本当に辛いときに話を聞いてくれる人がいるという安心感は自分にとってあまりない経験で驚きでした。
おかげで、この年で抱えている排尿障害とかもサバイバー仲間にはネタのように笑って話せるし、(更年期障害で?)頭がボケボケのときは、プロジェクトのことなども自分で考えるのを一旦諦めてメンバーの意見に委ねてみたり。。
浮腫気味の下半身はもはやネタで、主人にぷよぷよしていいよ!と開き直ったりw

その自分の中での変化というのはやっぱり、
告知後のとても辛かった日々に、もがきながらもちゃんと向き合った自分を、自分が認めてあげたことが大きかったのだと思います。
だから、以前の殻に閉じこもったままの面倒臭すぎる自分より、
今の開き直って怖いもの知らずな自分の方がよっぽど好きです。
弱い部分も含めて今の自分に愛着を感じます。

この体験はまさに「黒い雲の隙間から光が見えた」体験なんじゃないかと思っています。

だから、この自分の内面の大きな変化のきっかけとなった”がん”という経験を形として残しておきたいと強く思ったし、
もし可能なら、二年前の絶望の中にいた私にこの言葉を伝えてあげたいくらいです。


今日のこの瞬間もきっと、苦しい思いで病院の窓を見上げている方がたくさんいらっしゃると思います。
告知された絶望感や、手術への恐怖や、大切な家族や将来への数えきれない不安など。。
でもそんな黒い雲の中でも、きっといつか光が見える瞬間があるよ、とこの本を通じ、祈りのように伝えていきたいです。
まだ雲の中にいるこの本を読んだだれかが、少しでも希望を感じていただけたらいいなと強く願っています。

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