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スクラブ監修! -働き方を改革できない医師に贈る応援-

祝・監修したスクラブが発売されました!最後に5%オフクーポンも付いていますので、ぜひお付き合いください。

監修したスクラブですので、これは宣伝の記事です。が、思いをしっかり書いてみました。

発売元はウェルネスブランドの株式会社TENTIALです。TENTIALといえば、リカバリーウェアのBAKUNE、ワークウェアのMIGARUが有名です。休むこと、働くことに強いブランドというわけです。

自分はもともとTENTIALのファンで、特にMIGARU Dryという製品が大好きです。シャカシャカした素材で着心地はさっぱりしているんだけど肌触りがいいんです。夏が近づいたら買い足して、いっぱい着たいと思っています。

当直に、パジャマがあるといいぞ

話は一転して、自分は医師、専門は救急です。夜は病院に宿泊して働くことが多いタイプの医師です。いわゆる当直というもの。

ひとくちに当直と言っても、病院によって様相が異なります。

  1. ほとんど寝れなくて、仮眠のタイミングがぶつ切りに訪れる。たまに合計3時間ほど眠れることもある。(以下、バタバタ当直)

  2. 大体寝れて、必要があるときにだけ呼ばれる。(以下、のんびり当直)

私はバタバタ当直も、のんびり当直もどちらも日常的におこなっています。SNSで「当直用にパジャマを持ち込むと、仮眠の快適さが変わる」という話を知ってから、当直時に寝る服は、普段の仕事着と分けていました。

スクラブは、作業着としては優れていますが、必ずしもパジャマとして最適かというとそうではないみたいです。学生の頃、夜はジャージやクラスTシャツで眠っていたものですが、途中からパジャマに変えて睡眠の快適性が上がりました。当直時のスクラブの話もそれに似ています。

のんびり当直ではより快適な夜を過ごすために、バタバタ当直では少しの仮眠を僅かでも良質にするために、衣類にこだわるのがよいのではないでしょうか。

医師の働き方改革が話題です

今、医師の中では「働き方」に関する話題がホットです。まず勤務時間や勤務形態が曖昧な業界だったのですが、ここにテコ入れが入ります(いわゆる働き方改革)。働き方改革を経て、医師の身体的負担が軽減されるかといえば、必ずしもそうではないです。働き手の健康を守ってくれそうな制度と思いきや、逆に激務にお墨付きが与えられる形になってしまう人も想定されるような辛い状況です。

働き方に関連して、自己研鑽の話題も盛り上がります。dutyの業務に加えて、自分のスキルをどうやって育てるかということですね。日本の医師は旧来より、オンオフなく働いて自分の技能を高めてきた経緯があります。令和の日本では、その揺り返しみたいなのが来ています。つまり自己研鑽という名の、理不尽なやりがい搾取が蔓延っていたと考える向きがあります。上司は若手医師に、定時を超えて業務を与えるなどけしからんと。「自己研鑽=損」みたいな空気を感じることすらあります。

つまりまとめると、激務の働き方を変えたくても、しばらく続くことが予想される医師がそれなりに存在する。一方で、とことん働いて力を付けるぞ!みたいな風潮は前時代的といったところです。

働き方改革に対する意見

通常、医師個人が、自分が属している集団における働き方を変えることはできません。勤務医は組織の方針や、地域のニーズによって、働き方がどうしても規定されます(もちろん例外はあります)。つまり「忙しすぎる!もう嫌だ!」となったら、働く場所を変えて激務を脱出する流れになります。自分もその点は諦めていて、自分に降りかかってくる仕事の量を減らせるとは考えていません。でも臍を曲げて仕事の姿勢を崩したり、なんとか無理に仕事を拒否したりするつもりはありません。自分にできることは「ちょっとでも仕事時の楽しみを見つけたり、快適性を高める」ことなのかなと思っています。

自己研鑽に対しても似たような考え方です。「自己研鑽=損」とは考えておらず、自己成長はとても大切と考えております。ただ昼夜問わず働いて学ぶというよりは「主体的に興味を持って、効率的に学ぶ」ことが試されている時代だなと思っています。逆に、前時代よりも、がんばる(≒うまくやる)必要があると思っています。

つまり、しばらく医師の大変さはどうしても変わらないんだから、変えられる場所を素敵にしてこうよって話です。

そこでテンシャルのスクラブ

ちょっとでも仕事時の楽しみを見つけたり、快適性を高める」ことを、スクラブがちょっとだけ手を貸してくれるのではないかと考えました。働き方改革とは名ばかりで、これからも大変なんだけど、そんな中でも、かっこよくて機能的な衣類を楽しんでやろうじゃないか。俺の働き方は俺が改革する、「おもしろきこともなき世をおもしろく、住みなすものは心なりけり」的な、少し悲しいけど頼もしいマインドです。

そこで前述した休むこと、働くことの分野が大得意なおしゃれブランド、TENTIALがスクラブを作ることは素敵なことです。そんなまたとない機会に
監修できるなんて、本当にありがたい限り。

本スクラブの特徴

監修するにあたり、現在のスクラブの課題点を周囲の医師や、SNSのフォロワーさんに聞いて回りました。ポケットが大きすぎるとポケットの中で物がバラバラになってしまう、かがむと胸ポケットから物が落ちる、ユニセックスだとどうしても女性は襟ぐりの深さや袖の広さが気になるみたいな話をもらいました。それをお伝えし、可能な限りでデザインに取り入れていただきました。

また寝具を作ってきた実績があるので素材、繊維の機能性、快適性が素敵。また当直明けにそのままシャワーを浴びずに日勤帯に突入することも想定されるため、防臭効果が役立つのではないでしょうか。また帯電性が低く、静電気が起きづらい配慮もされています。

とてもスマートでかっこよく、上質な雰囲気があり、病状説明や会議にも問題なく出られるような、しっかり感です。長時間の外来などにも向いているのではないでしょうか。

一時、バーガンディのSサイズが欠品表示になるなど、非常に売れ行きが好調な様子。ぜひ、この記事を読んでくださった方にもお試しいただけると幸いです。

おまけ:クーポンコード

購入時にクーポンコード「yukkuri001」を入力いただくと5%オフになるのでぜひ、ご活用ください (コードの期限: 2024/5/31)。
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