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Memorandum-6.ドール撮影について


はじめに

初めましての方は初めまして。
ご存知の方はお久しぶりです。YUKKYと申します。

23年10月時点で、お迎え7ヶ月目の新人ドールオーナーですが、
備忘録としてnoteで記事を投稿しています。
いつまで続くか解りませんが、長くお付き合い頂ければ幸いです。
過去の投稿文は記事一覧からご覧ください。

併せて、DDドールをお迎えしている関係から、話の軸などがDD中心になります。
あらかじめご了承下さいますと幸いです。


1.ドール撮影に至るまで

今回は、ドールの撮影環境について書き記していこうと思います。
お迎え後、遅かれ早かれ誰もが一度は考える”ドールの撮影”ですが、自分もそれについて考え続けている一人です。
先述の通り、自分はドール初心者です。
その初心者が1から環境を構築したので、参考になると幸いです。

1-1.撮影場所について

ドール撮影において、考えねばならないのは撮影場所です。
普段過ごす自宅で撮影する事自体は可能ですが、屋内の生活照明だと十分な光源を用意する事は難しい場合がありますし、生活感がある背景の写真では世界観を作り込めない場合もあります。
なので、まずはイメージしているドール写真の環境構築が課題となりました。

自分の場合、自宅での屋内撮影がメインです。
屋外もいつか挑戦してみたいのですが、夏場はドール本体へのダメージを懸念して見送り続けています。冬場になれば挑戦出来ると思います。

まず、背景から生活感を消す方法を考えました。
それこそ、オシャレな家に住んでて、それを活かせるなら手っ取り早いのですが、自分が住んでいるのはよくある集合住宅なので、そのまま撮ってしまうと生活感が写り込んでしまうのが現実です。
なので、ユザワヤでこちらを用意しました。

正直、背景はイメージしている世界観を表現出来るなら何でもいいと思います。
自分の場合はファーでした。ユザワヤはセンチ単位で指定出来るので、撮影で余るくらいのサイズをカット購入してきました。

そんな撮影に於いて、一番大事なのは照明だと考えています。
背景は布や板等でどうとでもなりますし、高性能なカメラを用意して技術と経験に富んだ撮影者がいたとしても、光源を確保出来なければいい写真は撮れません。
なので、自分が一番力を入れたのは照明器具の調達でした。

1-2.照明器具について

昔、ジュエリー撮影に携わる機会があり、その撮影に間接照明を用いていました。

こういったものですね。
これらを4灯用意し、左右から照らして撮影に及んでいました。
それがこちらです。

2つはメタルラックに固定し、2つは卓上三脚に取り付けての撮影です。
一見いい感じに見えますが、被写体の左右に影が出来ています。
光源が左右のみなので、この現象が起きてしまっています。
この環境で撮影したのがこちらです。

全体的に明るいものの、至る所に複数照明の影が入る問題。

初めてのドール撮影で考えれば十分かもしれませんが、やはり影が目立ちます。
光源の光量もありますが、表情に影が入ってしまうのが問題ですね。
カメラはNikonの一眼で撮影していますし、色々撮影していた経験もあります。
その経験から考えても、やはり照明が課題と感じたので、撮影に使える照明器具を探し始める事となりました。


2.照明器具の選定について

一口に照明と言っても、それらは用途によって多種多様です。
まず、先輩オーナーに使用している光源について伺ったり、Xのドールオーナーの撮影環境タグで情報を収集しました。

2-1.環境の情報収集

そこでLEDライトというものを知りました。
他にもストロボやアンブレラなども知りましたが、それらは自分の予算だと上限を超えてしまってるため、今回は見送りとなりました。
予算が自由に捻出出来るのなら、部屋1つを丸々撮影用にした上で、光源も最大限用意したいですが、現実はそう自由にならないものです。

2-2.LEDライトの導入

さて、色々検索した上で、ヨドバシなどの実店舗で色々実物を物色しました。
その結果、予算・サイズ・光源的な面から、こちらの商品を購入しました。

元々ジュエリー撮影に携わっていたので、卓上三脚を複数台所持していました。
X15を2つ購入し、その卓上三脚を用いて両方向から照らす形で落ち着きました。
その環境で撮影したのがこちらです。

顔にかかる影は取り除けたものの、背景が暗くなる問題勃発。

表情の影の問題はクリア出来ましたが、今度は背景が暗くなってしまうのが問題となりました。この写真も悪くありませんが、界隈などでお見受けする写真と比べると何処となく見劣りしてしまう印象があります。
色々思案した結果、上から大きい照明を当てればクリア出来るのではないかという結論に至り、再度照明器具の調達に走りました。
自分は一度愛用し始めたメーカーがあれば関連品はそこで揃える傾向があるため、同メーカーのこちらの商品を購入しました。

サイズ的には理想ですが、これを上から照らすには問題があります。
このLEDライト、自重が1.33kgもあります。
付属している卓上ロッドでは重量に耐えきれない事は容易に想像出来たため、卓上三脚メーカー品でどうにか出来ないか考えた結果、このような形になりました。

知り合い曰く「AVの撮影現場みたい」との事。
やかましいわ。

購入したX56Kitは上下左右にネジ穴があるため、複数台での固定が可能でした。
上記写真のように上から照らしたい場合、机などに固定するタイプの卓上ロッドは耐えきれません。重量を分散する意味と何処でも置けるようにするため、この形になりました。
これで理屈上だと重量は分散しますが、それでも負荷はかかっているので、撮影はなるべく短時間で行うようにしています。
その撮影環境で撮影したのがこちらです。

おっけーおっけー、いいよいいよ可愛いよ!!!

LEDライトを3台導入する事で、影という影は概ね取り除けました。
上と左右から照らせるようになったので、照明に関してはもう十分だと思います。
自分の場合、このような流れで光源問題をクリアしました。

他の方にも言えると思いますが、ある程度の光量のLEDライトを3つ用意出来れば自宅でも十分撮影出来ると思います。


3.背景の殺風景対策について

そして、次に取り掛かったのが背景の殺風景さを無くす方法です。

背景に影が入る写真と比べると、だいぶ良くなったと自画自賛。
いや、親バカ?

ぱっと見は問題ない印象ですが、慣れてくると背景に寂しさを覚えます。
なので、背景にレース系の布を取り入れてアクセントとする事にしました。

3-1.背景布の導入

ユザワヤ、マジで便利ですよね。
布類なら何でも揃うので、こういう時には本当に助かります。
うちの子らのイメージカラーはホワイトとピンクなので、それらを1.5mずつカット購入した上で、背景に取り入れて撮影しました。それがこちらです。

知り合い曰く「AVの撮影現場さが増した」との事。
やかましいわ!
でもかなりアクセントにはなった。
よきよき。

1枚ずつ取り入れてこの雰囲気なので、複数枚取り入れればより雰囲気は変わると思います。ユザワヤなどで購入すれば大量購入でも5,000〜1万程度で収まるので、撮影のマンネリ脱却&アクセント導入で考えれば安いと思います。

イメージで言えば、ドルポ秋葉の撮影ブースで着想を得ました。

右側の鎖で吊るされてるのがヒントになりました。

公式ブログでも紹介してますが、レースは雰囲気作りのアクセントになります。
あとは小物類ですが、それらは追々収集していく方向ですね。
まだまだ足りない物だらけですが、焦っても仕方ないですし。


最後に

まだまだ撮影は修行中で、色々と試行錯誤している段階ですが、だからこそ導入の流れやビギナーならではの工夫を書き出せるかなと思い、まとめるに至りました。
大層な事を言ってるように聞こえてしまったら申し訳ないですが、撮影に悩む人のヒントになれば幸いです。

これからも情報の整理などを目的に今後も色々執筆していくつもりなので、
今後とも宜しくお願い致します。

次回はドールイベントについて書き記していこうと思います。
宜しくお願い致します。

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