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私が写真の仕事で赤字を出したくない理由。本では三億稼いだのに…。


私は2006年くらいまで、グラビアアイドル、レースクイーン、素人モデルさんなどを毎月繰り返し撮影していた。(撮影会ではない)
事務所からの依頼もあった。
モデルさん、本人からも頼まれた。
私がかわいい子を見つけて頼んだのもあった。

当時の私はベストセラー作家として、200万部以上、本を売っていた。
それでいて写真も撮れるから、撮影依頼は頻繁にあった。

2006年にくらいに、突然カメラを辞め、自宅の写真室に入る事もなくなり、チェックしていた写真が、そのままデスクの上に放置してあり、カメラのレンズにカビが着いてるかも知れないのに、棄てるように高級カメラの数々を写真室に無造作に置いていた。中にはライカもあった。

恋人との旅行の時だけ、NikonのDXフォーマットのデジカメを持っていったが、真面目に撮影する気はまるでなく、プログラムオート、標準ズームで超適当に彼女や景色を撮っていた。

まるでカメラマンマン廃人。

そう、私は、愛していた女に突然興味を無くしたかのように、写真とカメラを棄てたのだ。

大事な写真に埃がかぶっていても、何も感じなくなった。

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普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。