見出し画像

ポートレート撮影は趣味や遊びではありません

【会社勤めはきちんとする。連絡事項は怠らないし、病気以外では休まない。無断欠勤しないし、辞める時は事前に相談して、自分の仕事を終わらせるか引き継がせて辞める。社内恋愛しても公私混同しない。彼氏とLINEをしながら仕事はしない。……ところが】

事務職やサービス業の営業などと違うポートレート撮影になると、女の子たちは適当になる。
モデルさんの中に、ポートレート撮影を軽視している女性が多い。遊びみたいに思ってる。
それは、アマチュアカメラマンのアイドルオタクらが撮影会で撮っているイメージが強いからでしょう。
簡単に言うと、プロの鉄道写真家が撮り鉄と一緒にされるのと一緒です。

【モデルさんのプロ意識の欠如】は、「彼氏(夫)が削除しろと言ったから、あの写真は削除してくれませんか」に、よく見られる。
もし、会社に勤めていて、彼氏が「あの書類が気に入らないからシュレッダーにかけろ」、とは言わないし、言ったら「なんなのそれ?」と彼女は反発するはず。ところが、ポトレやヌード撮影では、「彼氏が怒っているから、あの写真は削除してくれませんか」だ。
こちらは大金(経費)を出して撮影している。バカにしてるとしか言えません。
だから、こちらの切り返しは「だったらギャラを返しなさい」である。
ギャラを受け取った以上は、プロ。バイトのモデルだったとしても。

その時の撮影で合意した写真に対して、彼氏や夫が文句を言っているから、削除してほしいって、これまでに何度あったか。
ところが、「ギャラを返しなさい」とか言うと、この時代はそのカメラマンの悪口をネットに拡散する。だから、カメラマンはしぶしぶ、せっかく撮影した作品をネット上から削除しないといけない。その撮影の経費もとてもお金がかかっているのに、ただ、彼氏や旦那の嫉妬心で被害を被ってしまう。
カメラマンとモデルさん、
またはモデルさんの事務所が、撮影衣装、露出などを合意しギャラを払う。
その契約に同意しておいて、「彼氏が」って。

子供か?

甘えているというか、社会人としてどうかしている。
「事務所を辞めたから、わたしの写真は載せないで。大学で友達に見られる」
というのがあった。冗談も休み休み言え、いくらギャラを払ったと思ってるんだ、と憤慨したが、それに怒ると、ネットに何か書かれると思うと、彼女の言うとおりにしないといけない。もはや脅迫だ。その女の写真、一枚も売れてないし、個展にも使っていない。銚子の方までロケに行ったり、学校スタジオを借りたり、総額二十万円は使っているのに、だ。損害賠償請求できる。だが事務所が無くなっていた。
この問題は、真剣にポートレートやヌード撮影に取り組んでいるハイアマチュアカメラマンやプロのポートレートカメラマンの悩みになっている。
大問題だが、世の中は、

女のワガママ優先、優遇の時代。


だから私は撮られるのが大好きな女子しか撮らないのだ。「わたしのことを全国の人に見てもらいたい」「若いうちに綺麗な写真を残しておきたい」という女性だ。そんな女性は、彼氏がいても「削除なんかするはずないでしょ。なんのために撮影したのよ。カメラマンさん、いくら使ったと思ってるの? あんたがそのお金を返すの?」と反論してくれるのである。

ここから先は

0字

¥ 100

普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。