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アサーティブに生きるとはどういうこと?相手と心地よい関係を築くコミュニケーションを考える

私は普段のコミュニケーションでは「アサーティブ」であることを大切にしています。

アサーティブなコミュニケーションとは?
自分の気持ちや意見を、相手の気持ちも尊重しながら、誠実に、率直に、そして対等に表現することを意味します。( 下記のページより引用 )


アサーティブなコミュニケーション術を学んだと言う訳ではなく、元々IT業界にいて、様々な国籍の方と働くうちに自然に「どう自己主張するか」に意識が向くようになり、言葉としては後で知りました。( ただ、言葉を知ってからは意識的に「アサーティブな伝え方かどうか」を意識するようになりました。)


アサーティブさを意識したコミュニケーションは様々な伝え方、聞き方があると思いますが、私が1つ意識しているのは


「こうして言ってもらえると、もっと嬉しい」
「こうしてもらえたのが嬉しかった」


を伝えるようにしているということ。



例えば…

(「今日楽しかったよ〜ありがとう!」というようなお礼を伝えてくれた友人へ )
「 一緒にいた時間が楽しかったと伝えてもらえて嬉しいです!」
( 仕事で「こうしたらどう?」と提案してくれた人へ )
「さっき、XXの点を指摘してくれたのがすごく有り難かった。あぁ言うのまた、あったらよろしくね!」
(私が、機嫌が悪かった時に一緒にいてくれた人へ)
「さっきは機嫌悪いままでいさせてくれてありがとう。おかげで心が回復してきました」

と言う感じ。


類は友を呼ぶのか、周りもアサーティブなコミュニケーションをとる人が多いので、私た言った言葉に対しても「こうして欲しい」を伝えてくれます。最近、言われた言葉で感動したのが、


私が落ち込んでいる友人へ「もし、何か吐き出したいことがあったらいつでも聞きます!」と伝えたら「ありがとう!『何か吐き出したいことがあったら』よりも「誰かに寄り添ってもらいたい時があったら』の方がいいな」と言う言葉が返ってきたことです。


おそらく、彼女にとって「吐き出す」と言う表現はプラスな表現じゃなかったのだと思いますが、「吐き出すって表現辞めてくれる?」と言われると、辞めることはできても、次の言葉をまた私が探さないといけないし、その表現も彼女にとって嬉しいものではない可能性だってある。


自分にとって「こっちの言葉、伝え方の方が好き」と伝えてもらったら、大抵の人はそれを大切にしようと思いますよね。


自分にとってはこう伝えてもらえる方が嬉しいよ、と素直に伝えてもらえてとっても信頼してもらえている実感があるやりとりでした。


ここで、大切なのはこの言葉をかけてくれた彼女自身が「自分にとってはこっちの表現、伝え方の方が嬉しい」ということを瞬時に返すくらいに、自分のことを分かっているということ。



例えば、人に何か言われた時にちょっと不快な気持ちがしたとして、何が自分の気持ちに引っかかったのか、何が大切にされなかった感覚なのか、どう伝えてもらったらそれが変わるのかって自分ですぐ伝えられるでしょうか。


私はアサーティブなコミュニケーションをとる人が好きなのですが、それは「その人がその人自身のことを知ろうとしている習慣」があるから。自分で自分にかけてあげたい言葉を、自覚的にたくさん持っている人は他の人のそれも大切にします。


もし、あなたが最近周りに言われた言葉で「ちょっとモヤっとした」言葉があったら、それを思い出してみてください。それは、どんな言葉だったらあなた自身は気持ちよくその言葉を受け取ることができますか。相手に、どうやってそれを伝えますか。


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