今日は雪の朝⛄
ですが、ご近所の河津桜（？）はピンクが強く、とてもキレイです🌸
3月に入って、寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか？
わたしは調子が良かったり、イマイチだったりと色々なのですが、なんだかんだ言いながら、１つづつ目標に向かって進んでおります！

先日は今年の1つ目の大きな目標だった製薬企業での講演に行ってきました。
わたしという、たった一患者の経験に基づく、日々の生活や活動のお話。
製薬企業の皆さまに何を届けられたかな…？
患者の生の声を普段あまり聞けない環境の中、モチベーションを維持しながらお仕事をすることはとても大変だと思います。

わたしの体調も不思議なもので、出かける前は気合いを入れるのに時間を要するのですが、行ってしまえば、あとは順当に流れていくんですよ。
ホルモンの影響なのでしょうか…
明らかに、痛みやだるさが消えていくんですよ…本当に不思議です。どんな麻薬(医療用)よりも効くかもしれません(笑)
こういういいホルモンを定期的に注射できないものかしら？


前半は写真を織り交ぜながら、がんと分かったときの気持ちやもがき、その変化や治療の様子、当事者として世の中に伝える使命を感じたきっかけなどをお話しました。

後半はがんサロンの様子や、皆さんに期待することをお話しました。


質疑応答の中で、印象的だった質問がありました。

Q.　治療を止めたいと悩んでいても、医師の前では止めたいと言えない患者さんがいます(元医療者の方)。どうしたらいいでしょうか？

そうだと思います…それが普通なのかもしれませんね。
わたしの場合ですが、医師に治験を止めたい、と伝えたのは電話でした。
目のまえに医師がいたら、ちゃんと言えたかどうか、わかりません。

ただ、その時の記憶では、悩み始めてすぐに決めることができました。そのくらい、副作用がきつかったこともありますが、子どもたちの卒業式という晴れの舞台に参列したいという、ハッキリとした目標があったので、それを最優先した結果ですね。

Q.　どんなふうにしたら、患者さんが心を打ち明けてくれますか？

本当にそうですよね…
さらけ出すというのは、本当に難しいものです。
自分から切り崩すしかないでしょうかね。
時々、腹を割って話し始める患者さんがいて、それにつられて、本当の困り事が引き出せることがあります。そして、1度だけでは深い悩みを引き出せないこともあります。回を重ねることが大事でしょうかね。

社員の方々からは、これまでにない生活に即した身近なお話…とのお声があり、嬉しくなりました✨
全部で200名近くの方に聞いていただいたようです。本当にありがとうございます！！

そして、別の日には千代田コミュニティラボさんが主催する「地縁の会」にて、銭湯サロンのお話をさせていただきました。

千代田区での銭湯サロンの活動を広げることは、ちょっと難しいなぁ、と感じていたので、大変ありがたい機会でした♬
3/30の銭湯サロンのイベントを告知させていただきました！

いつもお声がけいただく事務局の皆様、本当にありがとうございます🙇

最初に花粉症の罹患率はがんの罹患率と一緒なんですって…というお話をしました。そのくらい、がんはポピュラーなんですよね（もちろん罹患年代が違いますけど）。
そして、どうして銭湯でがんサロン♨なんてやっているか？というお話。
自身の体験、友人の死、社会に知ってもらう為、などなど、てんこ盛りでお話させていただきました。（時間オーバーしちゃったかも🙇）

最後に「これまで開催して、喜ばれた声などありますか？」という質問がありました。

・入院中にお申込みいただき、予定通り退院して、現地に行けるか心配…と言う方がいましたが、当日、お見えになって、「会えたね」とハグしたこと。
・乳がん患者さんどうしで、再建したお胸や手術跡をお互いに見せ合い、こういうものなのね～と、納得したり、自分の考えの幅が広がった、というお声があったこと。

話しているうちに涙してしまう方がいて（特に子どものことになると我慢できませんね💦）、それがわりと頻繁なので、運営としては気持ちを吐き出せていると、嬉しく感じています。

今週も色々ありましたが、すべて意義深い活動でした。

明日は杉並でがんサロンを開催します。
気になっている方、ふらっと、遊びに来てください✨

では、今日はこの辺で。またね♬