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精神科/匿名相談に電話をした話。


旦那さんを見送ってまた部屋に1人きり。

もうダメだ。何するかわからない。
死のうとするかもしれないと
思い、
1番近くのメンタルケアセンターに
お悩み匿名相談の電話をかけようと思った。


番号は押せた。
でも、手が震えて発信ボタンが押せない。


電話をして何を話すの?
頭の中がまとまらないのに、
電話していいの?


いろんなことが浮かんできて、
涙もどんどん溢れてきて。

1時間以上、葛藤した。

やっと。発信ボタンを押せた。

電話には、優しい声の女性が出てくれた。

「えっと、、、」
言葉が詰まって何も話せない。
少しの間沈黙が続く。


「頑張って電話をしてくれたんだね
ありがとうね。」


と言われ、涙がまた溢れてきた。
徐々にポツリポツリと、
いろんなことを話した。

死にたくて仕方がない。
1人で家にいて
何をするのかわからなくて怖い

と伝えたのは今でもはっきり覚えている。


◎高校時代の部活の顧問からの暴言
いまでも男性の大きな声が怖いこと。

◎婦人科にかかって薬を飲んでいるのに
イライラが一向に良くならないこと

◎結婚して専業主婦をしていること。

◎子どものこともそろそろかな、と
考えていたのに、
急に死にたくなってしまったこと。


話せて少しスッキリした気分にもなった。


電話の女性の方からは、
「今のお話を聞くと、
一度受診してもらった方が
いい状況かと思います。」
と。 言われた。


確かにそうなんだよ。
自分が普通じゃなくなってしまっているのは
分かっているんだよ。

でもなぜか私は、一度、
「いや、大丈夫です。」と断ってしまった。

(今振り返るとあの頃の私は、
精神科ということに
偏見を持っていたのだと思う。
この認識が変わるのは、まだ先の話。)

だが、色々と話をしていくうちに
来週なら女性の先生がいるからと、
受診することを決めた。


受診が決定してから、
年齢、名前、住所、電話番号を聞かれ、
当日はお薬手帳を持ってくるように
言われた。
若いのによく頑張ってたねと
最後に声をかけてくれて電話は終了した。 


こういった匿名相談を利用するのは初めてで、
私自身もとても勇気が必要だった。
誰かに助けてほしかった。
そこでやっと、病院に行こうと決意することができたのだ。


・話をする相手が身近にいない人。

・家族に理解されずに苦しんでいる人。

・体調がすぐれなく、落ち込んでしまう人。

・精神科に行くことには抵抗があるが、話を聞いてほしい人。

・精神的に疲れてしまっているのかなと感じている人。

・病院に行った方がいいのか、迷っている人 。



どうか一人で迷わないで、
自分で自分を傷つけてしまう前に、
匿名相談を利用しみてはどうでしょうか?


少なくとも、私は、
この時に電話をしたことによって、
治療というドアを開き、
現在の寛解状態までに戻れたのだと思います。

もし一日遅かったら、、、
どうなっていたかわかりません。

どうかほんの少し、勇気を出してみませんか?


長文になってしまいましたが、
読んでくださりありがとうございます。
質問等があれば、お気軽にご相談ください。





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